山行名 | 地蔵山 789.7m/猪谷遡行 |
行動開始日 | 2010/8/8 |
期間(日) | 1 |
山行形態 | 沢登り |
地域 | 日本 |
都道府県・国 | 滋賀県 |
住所・山域 | 滋賀県高島市朽木栃生、比良山地 |
緯度/経度 | 35.298993 | 135.900173 |
地図 | 北小松(1/25000) |
天候 | 8日 晴天 |
行程 | 【8日】
05:30 犬山
小牧IC=>木之本IC=>朽木村井(駐車ポイント)
07:55/08:25 駐車ポイント
08:30 林道入口
08:45 林道終点
08:50 堰堤 猪谷遡行開始
09:00 第1ゴルジュに入る
12:05 ヒジキ谷出合
13:15 コメカイ道クロス
13:55 稜線 猪谷遡行終了
14:00/14:40 地蔵山山頂
登山道、林道を下降
16:05 R367
16:10 駐車ポイント |
所要時間 | 7時間45分(朽木村井(駐車ポイント)-地蔵山山頂-朽木村井(駐車ポイント)) |
参加者 | コジライダー(車)、ミズライダー、イワライダー(IT)/計3名 |
ルート ※画像を押すと拡大表示できます | |
コメント | 比良では2番目に難しいといわれる猪谷を遡行する。
天気が心配な週末。集合場所に着くと夏祭り会場になっている様子。場所代えしてコジライダー号に乗り込み出発。夏休み真っ盛りだが、朝早は高速道路も下道もまずまずスムーズ。比良の山へ行くなら「奥びわ湖水の駅のさば寿司がお勧め!」なぁーんてアドバイスを聞きつつ目的地へ向かう。安曇川の河原にはキャンパーが涼を求めて集ってきている。
R367沿いの栃生発電所横のスペースに駐車。沢モードに変身後、交通量の多い国道を少し歩いて猪谷沿いの林道に入る。別荘風の家を過ぎ林道終点まで歩き入渓すると鹿がお出迎え。入渓後すぐに二段堰堤が現れるので右岸からクリアする。
この沢はゴルジュが特徴で全体に暗い感じだが規模が小さく威圧感はない。第一ゴルジュを問題なくクリアして、しばらく歩くとなんだか異臭が・・・。流木の詰まった所を乗り越えると・・・、ミズライダーが本一の核心とのたまった鹿の腐乱死体を発見!!
第二ゴルジュは、ゴルジュの抜け口にある6m滝が少し悪い。残置スリングやトラロープがある左側から登るが、皆さん残置を使わないでクリア。さすが子供たちのヒーローだ。登り上がる時のガバホールドを取るところがポイント。
20M滝がかかるワリ谷を分けると第三ゴルジュの始まり。ゴルジュ入口の8m滝はロープを出す。下部は階段で上部は被り気味。ランニングは中間部でカム、上部は残置ピトンで取る。ここも登り上がる時の一手二手がポイント。
ヒジキ谷出合手前の7mねじれ滝が本日の核心。過去の報告の様子を見て装備を投入、ピトンとアブミまで持ってきた。残置がある右側から取り付くようだが何か行けそうな感じ。ザックを置いて空身でトライすることにする。少し上がって残置にヌンチャクを掛け、カムで補強。確かに左側がつるつるでスタンスは微妙だが手が良い。さらにカムと残置でランニングを取りまくり突破。セカンドのミズライダーも楽々上がってくる。バックロープでマイザックを引き上げて、最後はコジライダーのトライ。スタンスが決まらず悪戦苦闘するもなんとかクリア。
ここからはミズライダーが先頭で滝ボルダーに興じながら進む。やがて道は悪いのに標識だけ立派なコメカイ道がクロスする。ここで遡行を打ち切ることも出来るが時間も早いので源頭まで完全遡行します。源流部になると傾斜が落ち、下生えも少ないので歩きやすい。藪っぽい所も無視してドンドン進んで行くとついに溝が無くなりただの雑木林になった。左手に上がると立派な林道があり、稜線上には登山道もある。
登山道を少し北上すると三角点のある地蔵山山頂。山頂では琵琶湖などの周辺の展望があり嬉しい。風も通って非常に快適。ここで、沢仕様から一般道仕様に変身しているとコジライダーのスパッツに軟体吸血ヒル怪人の子供を発見。ライダーキックで粉砕??したのかどうかは??本人に聞いてください。
下山は歩きやすいが単調な林道、国道とつないで車まで戻った。近くの朽木温泉てんくうで汗を流した後、帰途についた。温泉の鹿カレー?のメニューに微妙に反応しているミズライダーがおちゃめであったことを最後に書き添えておく。 |
写真 | | |
| 猪谷イン |
| 猪谷名物の滝とゴルジュが素晴らしい |
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| ベニナギタケ?
カエンタケ(猛毒)?? |
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| ねじれ滝
猪谷の核心 |
| ねじれ滝 意外に簡単だった |
| さすがミズライダー |
| シャワーだー。わざと? |
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| 地蔵山山頂! お疲れさま |