登山レポート:馬瀬(まのせ)983.8m・大ゴンニャク東隣の無名?峰 11 …

山行名馬瀬(まのせ)983.8m・大ゴンニャク東隣の無名?峰 1120m
行動開始日2014/3/9
期間(日)1
山行形態雪稜歩き
地域日本
都道府県・国岐阜県
住所・山域奥美濃(岐阜県関市板取、郡上市八幡町市境)
天候晴れ
行程【9日】
06:00 犬山発
    東海環状美濃加茂IC―美濃IC―板取街道
08:15頃/8:25発 西峠
08:50 馬瀬取付き
09:40 馬瀬三角点
10:15 山の神
11:35 林道から尾根取付き
13:35 大ゴンニャク東隣の無名峰出発
14:25 林道出合
16:30 林道三叉路
16:55 西峠
所要時間約8時間30分(距離13.6km 累積標高差1300m、カシミールによる)
参加者まみちゃん、怪しい按摩師、KA、KU、 記録係:少年
ルート
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コメント・隅切りの山に注意
 (前書き)松本清張が「遭難」という推理小説を書いているそうで、後立山連峰の鹿島槍ヶ岳の縦走路は、ちょうど地図の端で、地図を持たない方の尾根に誘い込み、道に迷った振りをして連れてきた初心者を疲労凍死させるという計画殺人の筋だそうですが(「地図の読み方」平塚晶人著 小学館 p137)、さて、こちらは、取り付き尾根から上部尾根に出て、目的の山は、北方向だが、谷に遮られて行くことのできる尾根がない? はて?地形に合う地図の位置がない??
・前月23日タカネに行った序でに県道52号を三洞の先、通行止めのトラ柵がある所まで入ったが、路面は除雪されて雪はないが、50cm以上の仕切り壁が出来ていて、これでは、雪の長い林道歩きでとても「禰岐谷」三角点までは無理だと思っていた。付近には三角点も多いし、馬瀬主体で、どこかへ転進というつもり。幸い、行けそうなら禰岐谷は、現地を見て一番とりつきやすい最短からという思いであった。
・西峠から歩き出し、林道は、新雪5cm程度、下層の凍雪も同程度で順調に林道三叉路に到着(ゲートあり)。真ん中、直進して左カーブ地点で馬瀬に取り付く。途中、女性陣は軽アイゼンを付ける。馬瀬三角点も少し雪を掘ったら顔を出した。林道合流では、慎重に木の根が縁際まであるところを物色し、幹を掴んで法面を下降する。
・林道は、支沢を筒状に大きく回り込んでいる。板橋が見えて、なにやら雪庭のように見える。林道の折り返し点に小屋が見える。当然、ショートカットで、端っこの切通しを越すと休憩にちょうどよく山の神様の石室がある。
・この先、実際は2kmほどだが、すっかり集中心が切れて地図で南に突き出ている林道2本足の左足に辿り着くと、ここが入山口だと思ってしまう。どうせ言い訳ですが、一番、取り付きやすいところを現地で見てから、と思っていたのが大きい。登り始めてすぐ尾根に乗ったと思うところでコンパスを見たが、東を指していた(実際には尾根に乗ってなかった。)。その後は、この尾根でいいと油断したので、方向確認することもなく、尾根上部に着いた。さて、北を目指すも、谷に向かうだけで尾根がない。地形に見合う地図上の位置がない。しばし、北に向かう尾根を探すが全く無く、一番、高い所を目指して今日は山行終点とする。この頃には、どうやら尾根の入口を一つ手前ではいってしまったことに気付いたが、持ってきた地図を越えて南に入り込んでいる。どこの山にいるかわからない。大ゴンニャクに向かう稜線だろうと推測するのみ。
・帰りは林道を辿り、山の神で休憩後、馬瀬を巻く林道から、懐かしき、心残りの三角点未見の山、西川山出合のアンテナが見えた。
・追記1:ゴンニャクに行った時、「美濃一人」さんの記事(http://mino1ri.com/2005/gonnyaku.html)は、見ていたのだが、ワサ谷左岸尾根から行ったのでどこから行かれたのかを把握していなかった。今回初めて、山行後、見たら、支谷の小屋が元の「アジサイの館」、また県道の林道分岐が西峠とわかった。これでやっとゴンニャク付近の山の位置関係が認識できました。
・追記2:禰岐谷は、2014年3月23日再挑戦し、林道の向かって右足の沢を渡り、次に支沢が入る手前の植林地から入山。尾根上部がわかりにくいことは意識していたが、甘いことに現地に行ってからと思っていた。市境の尾根よりももう1本奥の北東に向かう尾根の方がはっきりしている。だんだん方向が違ってくるし、一度、引き返すが、この尾根以外に尾根が見当たらない。再度、もう少し行ってみると、左にはっきりした尾根が平行している。これが違っていれば今回もあきらめざるをえないと思って、勇躍、取り付くと方向も合い、踏み跡もある。(この時は尾根上部斜面には、まだ雪があるが、尾根線を辿るときにはほとんどない状態。)帰りにこの尾根を忠実に辿ってみると、我々が上がってきた尾根に出る手前で少し窪みを渡らねばならなかった。しっかりと地図をイメージしていなければならないところだった。
・追記3:馬瀬三角点には、名前を忘れたのは残念ですが、山の会の記念標札がかかっていました。
・追記4:無名峰からの下山は、緩やかそうだったので尾根末端まで下ったが、林道との段差が大変、大きく、止めた方が良い。
入浴時間が遅くなったので無し
写真林道から馬瀬
馬瀬三角点にて
山の神さま
大ゴンニャク東隣の無名峰から見た
禰岐谷方面?

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