登山レポート:絶高(ぜつこう)959.8m/美濃一人さんのサイト更新終了を …

山行名絶高(ぜつこう)959.8m/美濃一人さんのサイト更新終了を惜しむ
行動開始日2017/1/3
期間(日)1
山行形態藪歩き
地域日本
都道府県・国岐阜県
住所・山域美濃(岐阜県郡上市八幡地区)
天候朝方、雨、9時過ぎ止む。薄曇り
行程【3日】
07:20 江南発
    郡上街道 
09:00頃着/09:15 上の林道分岐に駐車
09:55 上の林道合流
10:20 尾根取り付き
11:15 P930m
11:30/12:05 絶高
13:00 林道合流
14:05 駐車地
所要時間約5時間
参加者まみちゃん、IT氏、Hさん、Yさん、少々/計5名
入浴日本まん真ん中温泉子宝の湯
参考資料「美濃一人」さん:http://mino1ri.com/2006/zetukou.html
ルート
※画像を押すと拡大表示できます
コメント・前置き
 今まで散々、お世話になった「美濃一人」さんのページが更新を終了されるとのこと、山行記録のページとしては、先達であり、山域の記録としては「伊那谷の山」さんと双璧で、典型を作られた功績は大であると思っています。また、記録内容も山の名前に関してや史蹟物の考察など、他と一線を画すものでした。今後、どうなるのか、全く消えてしまうとなると非常な損失と思います。唯、最近では、山行もはかばかしくない様子、山行がなければ、本人にとって意義がなくなったとあれば致し方ないかと思います。ただ、私など、最近は、美濃の山に行き、見晴るかす登高意欲を刺激する山を見たら、美濃一人さんの地図を見て、何という山か知ることなどあります。「笠ノ尾」は,捨薙山に行ったものの、この大多尾峠までの尾根上では、1002mのピークが一番高い。しかし名前が不明で、もう一つ刺激が起こらない。偶々、美濃一人さんのページを見たら、美濃の山一覧図に記載され、その当時は、まだ山行されておらず、多分、出典の「山のらくがき帳」のアドレスだけの記載だけだったと思います。そこで1002mのピークが「笠ノ尾」だと確認できたので車2台の縦走ができた訳です。虫がいい話しですが、美濃の山名辞典として残して置いていただけたらと希望しますし、山の名前の調査は、最近、「屏風山脈の旅」 白崎重雄、前川浩隆共著 品川書店 1978 を読んで本当に大変だと思いますが、山行記録だけが記録ではなし、山の名の調査を続けていただければ、意義はあるのじゃないかなどとも勝手に思います。ともあれ、先達に敬意を表するため、京塚山に行った時、西向かいの尾根筋に格好の良い山があったので、同じく一覧図を見ましたら「絶高」とわかりました。同ページの記録を元に山行を提案しましたら早速、企画されました。
・さて、駐車地は、上の林道分岐、左岸側へ橋を渡る手前の路肩空き地に駐車しました(注)。もっと先、右岸側へ橋を渡り返して50か100m行くと広場があり駐車できます。
・廃林道は写真参照。
・踏み跡がありそうな沢筋(点の記も2本の沢の中尾根を辿っています。)は、植林で、入口は、踏み跡っぽいのですが、すぐに不明瞭になり、左手の尾根に取り付きたくとも、急壁で良い所がない。僅かに小尾根の形をした土付きに張り付くが、浮石が散らばり、ともすると落石する、それを避けるため斜上すると土の急斜面で、足を踏ん張って、明らかなけもの道を這い上がる。標高差100mほど上がって、尾根の芯に乗る。こちらも急斜だが、薄い踏み跡が残っている。帰り、この沢付近を注意してみたが、すでに、けもの道である。林道から直接、尾根芯に取り付いた方がいいが、より良いのは、美濃一人さんの登られたルート、こちらの下山ルート。
・山頂、展望は、写真の程度。南への尾根は右側、植林、東側、自然林で、この山の魅力。
・ヤブなし。取り付きからの急攀、林道歩きの単調さにスパイスの効いたものとなりました。
・さて、「美濃一人」さん、長い間、お疲れ様でした。
注:ルート図、上の林道分岐は、古い2万5000図のため、位置が違っています。
写真廃林道(上の林道合流手前)
930mからの南西尾根、上部、緩くなった付近
絶高三角点
絶高からの展望
南稜線930mからの下山尾根
林道合流
上の林道から絶高方面
廃林道その2
廃林道その3

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