登山レポート:長洞遡行~ロクロ天井(ろくろてんじょう)1471.6m~長洞 …

山行名長洞遡行~ロクロ天井(ろくろてんじょう)1471.6m~長洞下降~1240m独標~乙女沢周辺下降/ぎふ百山のロクロ天井に沢登りで登頂
行動開始日2018/8/9
期間(日)1
山行形態沢登り
地域日本
都道府県・国岐阜県
住所・山域岐阜県中津川市阿木、ぎふ百山
天候快晴
行程【9日】
07:54/08:22 林道ゲート前(駐車地)
08:33 分岐:乙女谷林道、阿木林道(槙平・地獄谷方面へ)
08:53 狸沢の出合い
09:10 分岐:阿木林道、阿木恵那林道
09:31 阿木川本流へ下降開始
09:39/10:07 標高1105mの大堰堤の上(入渓)
10:12 長洞の出合い・標高1115m(長洞へ)
11:41 3m滝
12:11 藪の急斜面突入
12:30 主稜線着
12:39/13:15 ロクロ天井/二等三角点:阿木
14:05 1240m独標のコルへ向けて登り返し
14:12 北尾根の上
14:32 林道
15:33 乙女谷林道
15:52 分岐:乙女谷林道、阿木林道
16:04 林道ゲート前(駐車地)
所要時間7時間42分
参加者怪しい按摩師。IT/計2名
ルート
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コメント

#お楽しみポイント

・ロクロ天井(ろくろてんじょう)1471.6mの登頂
・二等三角点:阿木の確認
・渓谷美を楽しみながら歩く
・涼しく歩く


岐阜県中津川市阿木に位置する、ぎふ百山のロクロ天井へ沢登りに行ってきました。

山頂付近は激藪らしいので、沢を歩きで少しでも藪を避けたい、暑いので涼しく登りたい、そんな企画です。
阿木川本流は堰堤が多いので、堰堤をどう避けるかがポイント。長洞から下流方向へ1つ目の堰堤の上より遡行を始めるのが良いです。
ちなみに、長洞、乙女沢という名前は、現地の国有林の案内板から知りえた情報になります。

怪しい按摩師さんから「ロクロ天井の名前って???」と質問があったので、誰かのホームページの情報に私見を混ぜて説明しておきました。
「ロクロ沢という沢の名前+その源頭の山なので天井」
沢の源頭の山では、○○○沢の頭(かしら)というネーミングが多いけど、一捻りして天井としたのだろう。

今回は、阿木林道ゲート前の駐車地を基点に時計回りに周回、ロクロ天井北面の長洞、ロクロ天井、乙女沢周辺などを巡りました。


↓行きます(^^)/
写真

#林道ゲート前(駐車地)

阿木林道ゲート前に駐車。2~3台は置けそう。

ゲートまでの道は未舗装部分があるが自分の車
「最低地上高:150mmのイプサム」でも通過できた。
冷房のきいた車内から外へでると、まあ快適な気温で安心。
標高は既に920mもあるから。街は猛暑モードでしょ?

ゲート前で準備していると、作業員の方々の車がカギを開けてはゲートを通過していく。
我々はゲートから重荷を担いで林道を歩く。

#分岐:乙女谷林道、阿木林道

乙女谷林道・阿木林道分岐にロクロ天井は右との案内があるが左へ。

#標高1000mの橋

数年前に阿木川本流を遡行した時の終点

#阿木川本流へ下降開始

とあるコーナーに赤布(マーキング)を発見。沢へ下降開始。

#標高1105mの大堰堤上

マークのところから小道をだどり堰堤上の流れに降り立つことができた。ここで遡行準備。
阿木川本流を遡行開始
阿木川の流れはキレイ。川床の花崗岩の砂は粒子が荒く濁りにくいからね。

#長洞の出合い

すぐに長洞との出合い!!思ったより広めだが、若干不安定な流れの様で各所で側壁の崩壊の後があった。落石に注意。見どころは特にないが、、、。
植林が進む山域にあって沢沿いに自然林が残っている。
小ナメ
小ナメ
3m滝の登攀
水の流れは源頭直前まである。
全体的に傾斜の緩い沢だけど稜線まで残り50m程が急登の藪。木につかまり藪を掻き分けながら急斜面を尾根まで登り上げると、そこは、、、
「正真正銘の激藪だった。」 
○| ̄|_
稜線上の激笹藪に消える怪しい按摩師さん。
山頂の三角点の近くに出たはずが、
「背丈越えの高さの激笹藪の壁に阻まれ、オーマイガー!!」

#ロクロ天井

狙いを定めて獣臭漂う激藪を強引に進んで行くと、周囲数mだけ刈り掃われた二等三角点:阿木を発見。

ガッツリ休憩だ昼飯だ!!と喜んだ瞬間
「アブの攻撃が開始、オーマイガー!!」
虫よけスプレーにタイガーバームでバリアを張る。アブ取り名人の怪しい按摩師さん、後はよろしくお願いします。<m(__)m>
山頂周辺は激藪続きのようなので、メインプラン(山頂から北尾根を下り、途中から乙女沢を下降する)は諦め、サブプランでの下山とする。
山頂から長洞に向け下降。激藪でも下りは楽、1度歩いたルートなので気も楽。
1240m独標への登り返し
サブプランのポイントは北尾根上にある1240mの独立標高点。そのあたりで長洞と北尾根の標高差が少なくなるので、登り返し&尾根越えで乙女沢へ入る計画。

#1240m独標のコル

標高差20mを登り返して北尾根の上に立つと道らしきものがあった。
倒木で埋まる乙女沢
名前に引かれてた乙女沢。源頭に立ってみると、
「間伐材で沢が塞がれている、オーマイガー!!」
とんだ乙女だ。
小尾根に逃げ作業道らしきところを拾いつつ下降。林道に出たところで沢装備から登山装備にチェンジ。
今日のくまモン!!
林道はズタズタの廃道状態で、なおかつ迷路のように張り巡らされている感じで注意が必要だ。

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