山行名 | 秋葉山(あきばさん、あきばやま)468.7m;または「柳島山」(岐阜県関市武芸川町谷口寺尾) 付:大垣山岳協会「美濃の三角点全点踏査の記録」のこと | |
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行動開始日 | 2023/1/9 | |
期間(日) | 1 | |
山行形態 | 藪歩き | |
地域 | 日本 | |
都道府県・国 | 岐阜県 | |
住所・山域 | 岐阜県関市武芸川町谷口寺尾(美濃三河高原?) | |
地図 | 2万5000分の1 :下洞戸 | |
天候 | 薄曇り | |
行程 | 07:00 ~一宮木曽川IC~美濃IC~北野乙狩線を南から入る 08:20/8:45 武芸川中川原公園駐車場 09:20 白山神社 10:10 尾根出合 12:00/12:30 秋葉山山頂(3等点名:天神) 13:50 駐車場 | |
参加者 | 少々 | |
ルート ※画像を押すと拡大表示できます | ||
コメント | ・前置き:昨年、「大垣山岳協会」さんの「美濃の三角点全点踏査の記録」2を入手しました。因みに1は、2021年1月の発行、東濃の三角点を収める。現在は両著とも販売終了で、地元の図書館から相互貸借で借りるしか方法がないと思います。通読する気は全くありませんでしたが、三角点の説明ぐらいはと手を出して、読み始めたら結局、全部読んでしまいました。思うに、記述項目が統一されていてコンパクトに纏まっており、非常に読みやすい。また必要事項が最低限にして十分条件を満たしていること(例えば、駐車場所、コース概要、地形図、展望の有無など)、美濃の山の山選びのために大きな助けになると思います。但し、あくまでも三角点踏査が目的なので、ガイド本ではなく過剰な期待は抱いてはいけないと思います。山岳会とは言え、コース記録やコース図を見ても記録者の実力は様々と思いますし、多くは目的のための最短コースなので、山選びの補助として用いるものと思います。同会の「美濃の山」3巻本 ナカニシヤ出版 1996-1998 は、どちらか言うとマニアックなものに感じましたが、こちらは美濃の1等から3等三角点までを網羅したものとして一般の人にも利用できると思います。この本により、自分が行ったところは、初めて知った蛭ヶ野高原の「黒岩谷」だけなので、少し根拠が薄いのですが、巡視路を辿り、展望も良く、楽しめた山でした。美濃の山の基本書として前記の注意は必要ですが、大いに推奨されるものと思います。唯一つ、位置から探すとわかりにくい所があるように思います。 ・武芸川中川原公園駐車場は登山者の駐車場にもなっており、横のトイレは、公園のためのトイレですが、真新しくきれいでこざっぱりしており(参考のため写真載せておきます。)、歓迎されているようでうれしい。帰りは、喫茶店の「花の木」でコーヒー飲んで行こうかと思いましたが、2時ではすでに閉まっていました。 ・支度していると車が来る。ご夫婦で、これから汾陽寺山に登って寺尾の桜へ下り周回すると言うことでした。踏み跡は薄い。こちら尾根末端から登るつもりと言いますと、動物除けフェンスがあり、白山神社の裏からなら入れると教えていただきました。ありがとうございます。 ・白山神社の本殿に上がり、左手を見ると写真の通り、近寄って散々、悩むが、どう見ても開くようには見えない。左右へ移動しても開くところはなく、諦めて根元の平たい石に足を載せて乗り越えた。歩き出して、上は急斜面どう歩いても急斜面なので、折畳み式のストックをザックに収め覚悟を決めて登り出す。適宜、つかむ潅木があるので、きついのは変わりないが、つらいはかろうじて免れた。 ・尾根上、踏み跡あり、時折、切開きから縦窓程度の展望があるが、低山なので印象のある展望ではない。ビニール紐が多く張られて印象良くない。 ・下山は、主尾根にピンクテープがついているので少し行ってみたが、道はなく戻り、伐採された左手側にビニール紐が張ってあり、登山道があった。こちらの登山道は、URLのヤマレコの記録を参照してください。写真も多くわかりやすいです。 ・下山して道に出たら、背丈高の庭木を剪定していらっしゃるご夫婦がみえた。マスクをつけて、お話を伺うと、この山は、「秋葉山」という(ご主人は専ら「あきばさん」、奥さんは「あきばやま」のどちらでも使ってみえた。)、柳島山の名は聞いたことない(地形図をお見せする)。自分は秋葉山には登ったことはない。小学生の頃は、神社から汾陽寺山に登り、寺尾の桜へ下りて周回した。距離あるけれども急登はないので歩きやすいと言うことでした。 ・もう一度、白山神社に行き、入ってすぐ拝殿の右側、藪の薄いところフェンスが撓んでおり、楽に跨げるところありました。ピンクのテープがあります。本殿の裏から右側にかけては背丈の激ヤブです。序でに道路の三叉路まで歩いて末端をみると、突端は20m以上の岩壁で、大変危険です。北の斜面も切り立っていますので、反対回りコースは、白山神社へ降りる見極めが難しいだろうと止めたほうがいいと思います。神社の所以外はヤブはありませんが、尾根に出るまでの都合で、藪歩きとして置きました。 ・注:柳島山の読み方は、ネットでは、「やなじまやま」、「やなぎしまやま」が出てきますが、点の記によると、所在地が洞戸市場字柳島なので字名をどう読むかだと思います。 ・ご夫婦の方はじめ「寺尾の皆さん、ありがとうございました」。「寺尾の岩めぐり」コースもありますから、また来たいと思っています。 | |
URL | YamaReco | https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3060432.html |
参考書 | 「美濃の三角点全点踏査の記録 2 ー20万図「金沢」「岐阜」「名古屋」編ー」大垣山岳協会/著・発行 2022.1 95p | |
入浴 | 武芸川温泉 | |
写真 | 武芸川中川原公園のトイレ(参考) | |
白山神社 | ||
白山神社本殿、左手の謎の門扉 | ||
尾根合流 | ||
標高270mの露岩尾根 | ||
標高380mの切開きから北山方面? | ||
山頂、3等三角点:天神 | ||
同地から寺尾集落 | ||
山頂すぐ下、切開き地から汾陽寺山 | ||
下山登山道 |
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