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4等点名:瀬倉 (せくら) 860.5m …
登山レポート:4等点名:瀬倉 (せくら) 860.5m(岐阜県揖斐川町日坂 …
山行名
4等点名:瀬倉 (せくら) 860.5m(岐阜県揖斐川町日坂)奥美濃
併せて:沖允人(おきまさと)・著 「奥美濃の山旅」のこと
行動開始日
2023/4/10
期間(日)
1
山行形態
藪歩き
地域
日本
都道府県・国
岐阜県
住所・山域
岐阜県揖斐川町日坂(伊吹山地、奥美濃)
地図
2万5000分の1 :横山
天候
晴
行程
06:00 国道22号~21号~揖斐川堤防道路~303号~山東本巣線~
08:10/8:35 夫婦滝駐車場
10:50 標高570m地点(急登を終えて)
12:35/13:15 点名:瀬倉
16:45 駐車場
参加者
少々
ルート
※画像を押すと拡大表示できます
コメント
・「奥美濃の山旅」 沖允人/著・発行 1983.7 280,9p 18cm について
前から気になっていた同書を図書館の相互貸借で借りて読むことができましたので、目次を転記しておきます。数字はページ番号です。(同時に「熊ヶ岳」2022年6月5日報告の参照もお願いします。)
・美濃概観 5 左門岳から河内谷へ 14 不動谷から赤谷へ 21 雪の油坂峠から仏峠まで 30 能郷の祭 39 初夏の蛭ヶ野 43 奥美濃の小動物たち 53 ヤマメ釣り 57 板取川・川浦谷 61 土蔵岳スキー行 74 冠山 84 能郷白山・温見峠より 93 冬の石徹白 100(アプローチ 101、大日岳をめぐるツアー 104、朝日添尾根 104、天狗山コース 105、蛭ヶ野からのコース 106、西洞尾根 106、蛭ヶ野尾根 106) 奥美濃につかれた男 107 揖斐川の源流・池の谷 117 高賀山 123(八幡側より 123、板取川より 127) 郡上八幡周辺 133(郡上八幡 136、美並村とその周辺 140、明方村 140) 鷲ヶ岳 145 夜叉ヶ池周辺の山 159(夜叉ヶ池の伝説 163) 板取村のこと 173 秋の石徹白 177 福井県側から大野周辺 185 伊吹山の冬 191 奥美濃に関する本 203 山域別文献メモ(主として部会報より) 233 奥美濃変遷(あとがきにかえて)277 付表:奥美濃の山と峠
*注:山行記録かと思っていましたが、四谷龍胤氏の個人新聞「山と雪」に連載したものを纏めたということで、奥美濃の紹介にも重きを置いています。例えば「郡上八景」の記述などなど。
*注:「奥美濃につかれた男」は、「奥美濃ノート」出版のため新聞社をまわった時、取材された中日新聞の記事だそうです。
・さて、点名:瀬倉(平成15年の新設)は、大垣山岳協会の「美濃の三角点全点調査の記録」2の「西横山」の項で名を知り、上述のことを書きたいがため、態々、義理堅く奥美濃の山に行かなくても良い気がしますが、駐車場に着いて、振り仰ぐと、左手側、支尾根(芯に乗るのも相当高い)の先、遥かに上方に稜線が見える。ちょっとアルプスの稜線を連想させる。あそこまでかと思う。奥美濃の山は体力が伴えば楽しいが、シンドイだけでは楽しくなく、又、点の記では三田倉林道を辿り910m先の尾根に出て三角点を設置しているので、910m付近まで行って道があるか確かめたかったのですが、余力なく下山に決めたので、記録はやめようかと思いました。唯、夫婦滝へ見学に向かう時、今日のコース、降りた支尾根末端は植林の濃緑、すぐに新緑の自然林が続き、新緑が層を成して高く稜線まで達しているのを見ると感慨を禁じ得ませんでした。
・橋を渡って戻り、植林の切れた所、左手に箱罠の檻が見えます。左斜め前方に上がっていくと、幅広い道状になる。岩を巻くと前方に法面擁壁が見える。作業道の痕跡でした。
・標高470mぐらいから先、急斜面、枯葉で埋まっているが、足を踏み出すと土が剥き出し滑る。数日前の雨の影響か。全然進まず、足場を作るため土を掘ると、5、6cmくらいのミミズが丸まって転げ回る。当然と言えば当然だが、いるな!と思う。消耗。
・今の時期、藪はないが、枝を回避しなければならないので、真っ直ぐには進めません。写真でも見ていただけるように、三角点のしばらく手前からの展望地は、ササは一旦枯れているものの、夏季はササと雑草でかなりの藪になると思われます。踏み跡はところどころはっきりとありますが、けもの道かも知れません。笹の枯れたところ、特にはっきりと道が着いていたので、なおさらそう思いました。
・山頂は、周りを広く切り開いてあり、周り中、新緑の芽出しかと思って近寄ると黄色い花でした。今は、南から北東にかけて展望があります。山上線の上に霞んだ僅かに雪山と思しき山がありましたが、御嶽ですか? 樹花は、マンサク、シロヤシオ(葉がすでに展開してました。ヤマザクラは散っていました。)野花は、時折、極小のスミレを見かける程度で、下山時、指先程度のカタクリの葉が2株出てました。
・下山時、単純な尾根と思い、そろそろ急登上に来てもいい頃、薄い踏み跡に誘われて下り始め、先を見るとずっと同じような斜度のため、念の為、GPSを見ると、外れました。
・夫婦滝は、かなりの水量で、地図を見ても水域は小さいので、数日前の雨の影響と思われます。
・行く前は、単に鍋倉山の支尾根(良くて支峰)にすぎないと思ってましたが、夫婦杉、夫婦滝の公園から見上げると立派に山頭として通用すると思いました。
参考書
点の記:瀬倉
入浴
無し(いび川温泉藤橋の湯に行きましたが、空調設備改修のため7月31日まで休館です。)
写真
夫婦滝駐車場から瀬倉の支尾根と稜線
標高270m支尾根に乗って、植林
標高570m急登を終えて、飯盛山と外津汲山
同尾根筋
標高760m
標高810m
標高830m展望地、中央、烏帽子山、高丸方面
標高840m展望地。天狗山とその左肩、蕎麦粒山
標高850m手前から山頂
4等点名:瀬倉
山頂。鍋倉山方面
同。北東
下山。標高850mの池
再度、標高840m展望地。
再度、標高830m展望地。左、金糞岳
入山口
夫婦滝
同下流
奥美濃の山旅
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