登山レポート:妙法ヶ岳(みょうほうがだけ)667m/参拝客で賑わう谷汲山華 …

山行名妙法ヶ岳(みょうほうがだけ)667m/参拝客で賑わう谷汲山華厳寺から妙法ヶ岳を往復!!満願堂の狸はナ・ン・ト!ダジャレ?!
行動開始日2023/11/19
期間(日)1
山行形態山歩き
地域日本
都道府県・国岐阜県
住所・山域岐阜県揖斐郡揖斐川町、続ぎふ百山
天候晴れ
行程【19日】
09:13 谷汲山華厳寺町営駐車場
09:17 揖斐川観光プラザ
09:24 仁王門
09:31 本堂
09:37 満願堂、三狸
09:52 東海自然歩道合流点、分岐
10:29 林道に出合う
10:46/09:23 奥の院
11:20 東屋、岩穴
12:06/12:31 妙法ヶ岳
13:03/13:06 東屋、岩穴
13:10/13:29 奥の院
13:36 林道に出合う
13:52/13:55 東海自然歩道合流点、分岐
14:00 分岐:神海方面-華厳寺方面-奥の院方面
14:09 分岐:緑ヶ池方面-華厳寺方面-奥の院方面
14:10 緑ヶ池
14:13 分岐:本堂方面-駐車場方面-奥の院方面
14:17 本堂
14:25 仁王門
14:39 谷汲山華厳寺町営駐車場
所要時間5時間26分
参加者ミックン、IT/計2名
ルート
※画像を押すと拡大表示できます
ポイント

#お楽しみポイント

・妙法ヶ岳(みょうほうがだけ)667mの登頂
・ローカル名山(続ぎふ百山)の妙法ヶ岳の登頂
・三等三角点: 岐礼の確認
・谷汲山華厳寺の拝観
コメント岐阜県揖斐郡揖斐川町に位置する、妙法ヶ岳に登りました(^^ゞ

妙法ヶ岳は、続ぎふ百山に選定されている岐阜県のローカル名山です。

妙法ヶ岳への登頂は、南東山腹にある谷汲山華厳寺から山頂を往復するのが最もオーソドックスなコース(コースタイム:3時間30分)です。

天台宗谷汲山華厳寺は、798年に創建され1200年余の歴史を誇ります。山号と寺号を醍醐天皇より賜り、朱雀天皇より勅願寺(※)に定められるなど、皇室、朝廷からの帰依も厚い名刹です。御本尊は十一面観世音菩薩(秘仏)です。日本最古の巡礼行として知られる西国三十三所巡礼の第33番札所(最終霊場)でもあります。また、飛騨・美濃桜33選、飛騨・美濃紅葉33選の地にも選定されおり、桜や紅葉の最盛期ともなれば土産物屋が並ぶ門前参道は参拝者で大いに賑わいます。

今回は、揖斐川町谷汲観光駐車場を基点に山頂を往復、仁王門、本堂、満願堂、三狸、奥之院、妙法ヶ岳山頂、東屋、岩穴、緑ヶ池、などを巡りました。


↓詳しくは<m(__)m>
用語※勅願寺:勅命により国の平和や皇室繁栄を祈願して創建、認定された寺。東大寺、仁和寺、瑞巌寺などが有名です。制度は明治期に入り廃止された
写真

#揖斐川町谷汲観光駐車場

日曜、祝日および特定期間は有料になる駐車場です。「谷汲もみじまつり」期間中で日曜日ということで、普通・軽自動車400円の駐車料金を支払いました。
早い時間でしたので、駐車場は空いていました。

まず、奥之院を目指します。
門前参道の様子です。
やはり早い時間でしたので、人影もまばらです。

#揖斐川観光プラザ

情報収集しましょう!!

#仁王門

仁王像が安置されていますが、帰ってからのお楽しみということにしました。
「谷汲もみじまつり」は、今年は2023年11月5日だったようです。紅葉の最盛期は過ぎていましたが、この辺りは見ごたえがありました。

#本堂

本堂には着いたものの、建造物が多く、奥の院へのコースを見つけるのに難儀しました(;´・ω・)
寺の職員さんにお尋ねしました。
笈摺(おいずる)堂です。
満願となられた花山法皇が、御禅衣(笈摺)を納められたとの逸話に因むお堂です。
本堂の左奥から三十三段の階段を上がると、、、

#満願堂、三狸

満願堂があります。

ネットの情報によれば、、、
狸の石像が並んでいるのは、
「満願した者は他より優秀→他を抜く→狸」
という意味があるのだそうです。

だ、ダジャレですか?(^▽^;)

#満願堂、三狸

中でも、この子達が一段と目を引きます。
「見ない、言わない、聞かない」の狸さん。

#満願堂、三狸

三狸さんの横に奥の院へ続く道があります。

#東海自然歩道合流点、分岐

「東海自然歩道歩行者のみなさんへ」と書かれた注意書きがあります。

気を付けます(^^ゞ

#東海自然歩道合流点、分岐

右折(東に向かう)と神海へと続く東海自然歩道です。
我々は、奥の院(歩行距離:0.8km)方面へ向かいます。
渡渉がありました。
時期にはニョロ(ヒル)がいそうなところ(^^;)
道の脇にあった小さな滝。

#林道に出合う

東海自然歩道は、いったん林道に出て、すぐに山道へ入る感じで道がついています。

林道に上がるところの段差越えが一苦労です。
後から来られたご夫婦が難儀されていました。

#林道に出合う

先の東海自然歩道は、こんな感じです。
道沿いのポイントポイントに三十三体の観音像が置かれています。

#奥の院

静かな奥の院。なかなか此処まで来られる参拝者はおられません。

#奥の院

奥の院から先の様子。

#東屋、岩穴

倒壊しそうな東屋?の奥に岩穴があります。見学は帰りのお楽しみとしました。
なかなかの急登です。
主稜線に登り上げたところ。

ご夫婦がおっしゃるには、ここから山頂までの紅葉が見事で見に来たとのこと。先日の強風で散ってしまったらしく、来るのが一週間遅かったと悔いておられました。
散ってしまった紅葉。
残った紅葉。

#妙法ヶ岳

山頂には「三等三角点: 岐礼」があります。
展望はありません。

#妙法ヶ岳

北からの風が冷たかったです。
所々に雪も残っていて(((﹡•﹏•﹡)))ブルブル
風が避けられる南側に移動して休憩しました。

往路を戻りま~す。
展望ポイントの少ない山ですが、少しだけ濃尾平野が見えました。

#東屋、岩穴

行きにスキップした岩穴を見学。

#東屋、岩穴

東屋?と小さな祠があり、その奥の大岩の下に穴があいています。

#東海自然歩道合流点、分岐

戻ってきました(^O^)/

#東海自然歩道合流点、分岐

ここから行きとは別ルート(東海自然歩道)を歩くことにしました。

#分岐:神海方面-華厳寺方面-奥の院方面

神海方面は、風倒木除去工事のため通行止めです。
「通行止め期間:令和4年11月1日~令和5年6月30日」

華厳寺方面へ向います。
広場?駐車場?に出ました。緑ヶ池が下に見えます。

#分岐:緑ヶ池方面-華厳寺方面-奥の院方面

どちらへ進んでも華厳寺へ出れそうなので、緑ヶ池方面(東海自然歩道、下り)へ進みました。

#緑ヶ池

#分岐:本堂方面-駐車場方面-奥の院方面

鐘堂が見える分岐を本堂方面へ向いました。鐘堂の横にはきれいなトイレがあります。
左へ下れば本堂をスキップする駐車場への近道です。

#本堂

#仁王門

仁王門に安置されている運慶作といわれる仁王像です。

#揖斐川町谷汲観光駐車場

門前参道は参拝客で賑わっていました。

お疲れ山でした( ^^) _旦~~

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