登山レポート:天狗岩(てんぐいわ)標高330m・姫天狗岩(ひめてんぐいわ) …

山行名天狗岩(てんぐいわ)標高330m・姫天狗岩(ひめてんぐいわ)~3等点名:宮ノ入(みやのいり) 383.2m~標高点346m(豊田市御蔵町の里山)続・気になる山
行動開始日2024/6/22
期間(日)1
山行形態藪歩き
地域日本
都道府県・国愛知県
住所・山域愛知県豊田市御蔵町(美濃三河高原)
地図2万5000分の1 :小渡
天候薄曇り
行程06:30 東名~長久手IC~猿投グリーンロード~豊田明智線~県道357号~
07:35/08:00 川原宮謁磐(かわはらのみや あちわ)神社駐車場
09:05 林道峠
09:35/09:55 3等点名:宮ノ入
10:55/11:20 標高点346m
12:25/12:45 3等点名:宮ノ入
13:40 天狗岩登山口
14:15/14:55 天狗岩周回・展望・休憩
15:40 駐車場
(*行動時間は、手術後、体幹、脚力とも極端に衰え、一般の人には、全然、参考になりません。)
参加者少々
ルート
※画像を押すと拡大表示できます
コメント・前書き:山姿の気になる山シリーズは、「通称おんたけさん」(2020年10月18日報告)を手始めに密かに「やまにあ」に潜伏していますが、前回行で、天狗岩上から西北西方向を見ると写真のように流線型の山が見える。地図の標高点346mと思ったが、帰り、林道を歩いていると地元の方が軽トラでやってきて、少し立ち話をした。天狗岩の隣が持ち山でそちらに行くところだそうだが、宮ノ入三角点まで行ってきたと、地図で説明すると、行ったことはないが、集落の入り口から見ると形の良い山がポツンと出ている。一度行って見たいと思っているということだった。346mとは話が食い違い、いずれにしても天狗岩のコースは地元で整備されており、紹介したいと思ったが、ちょっと物足りないので、346mへ行ってから報告、書こうと思いました。なお、その時の話では、ヤマビルはいますかと聞くと「なにそれ」と大変、心強い返事をもらいました。この辺は、大雨降ると砂が流れてくる、隣の岐阜県とは地質が違っている、神社の駐車場でクマ(注1)の目撃談がある、などなど。天狗岩コースは、整備されているので、ダニには住みにくいだろうと思いますが、三角点尾根は写真の通り、枯葉が堆積してます。傾斜が緩いのと強風が通らないためと思いますが、ダニの巣窟と思います。イノシシの堀跡も多く沢山いると思います。クマの爪痕はわりかし新しいのを1箇所見ました。ダニ避けスプレー使ってますが、前回も今回もやられてます。入念に散布する必要があると思います。ヤブ蚊対策も必携です。
・出発してすぐ林道が右に分岐し、左側、尾根が下りています。三角点直通で、初めはこちらを考えていましたが、標高差10mくらい土崖で前日の雨後、靴ドロドロになる上、ズボンも汚れるだろうと思う。体が前に動かない。前回と同じく峠から行くことにする。体の調子が良くないのだろうなと思う。
・峠は取付くと、昔の道らしく少し幅広の堀状、古い脚立が置いてある。地形的に少し戸惑うが、右手の尾根に上がっていく。宮ノ入三角点は、展望なし、皿に乗ったプリンというか、(一見、砦跡のよう)、346mまでは、三角点から西に行ったところの尾根入口を注意する必要がありますが、さほど困難はないと思います。地籍調査などにみるピンクのテープが付いてます。藪なし、薄い踏み跡あり。展望なし。帰り、踏み跡、コブを巻いているので、いらぬケモノ道に入って、余計に苦労しました。体調悪いと辛い。
・天狗岩は、それでもサービス精神で行きましたが、登山口に、ここから600m、100m毎に標識あり、クイズが出題されています。天狗岩上へ階廊を上がると、広いわけではありませんが両眼の視野、猿投山から三国山の展望、猿投山の好きな人は行かねばなるまいと思います。天狗岩山頂の354mは、展望ないので省略しましたが、下生えをぬって行けます。
・駐車場に付いて、山の形がどう見えるか、集落の一番上まで舗装路を歩きました。地図では、周回できそうに書いてますが、一番上の畑で作業していた方に聞きますと、この先、道なし、元来た道を下りるしかないということでした。結果は、写真の通りです。戻ってくると橋のところで軽トラを止め畑仕事をされていた方が、前回の地元の方でした。天狗岩は、木が茂って見えるところが少なくなったが、どこから見えるか詳しく教えていただきました。差し当たり県道に出て左折、150m?くらい行くと見えるということでした。どうも有難うございました。
・注1:クマのような高等哺乳類は、感情面では人間と同じようなものと思えます。プライドもあれば機嫌の悪い時もある。但し最近の被害報道のように、突然の遭遇以外に襲われた被害は、何か悪いものでも食べて幻覚でも見ているのかとそんな想像もします。人を襲ったクマを射殺した時には、しばらく前に連載を終わったマンガは確か獣法医学を取り上げてましたが(タイトルは「ラストカルテ」でした)、胃の内容物、病気の有無とか調査していただきたいと思います。すでにそういう仕組みがあるのかとは思いますが、ニュースでは襲われた記事しかないです。記者に頭がないのかどういう状況かもわからず、物事を見る目に欠けているかもしれません。まあ、ニュースの「視点」などを研究して欲しいものだと思います。
・注2:天狗岩だけならハイキングですが、346mへは、ヤブはありませんが下山で往路を正確に辿ろうとするなら三角点から100mほど下った入口はわかりにくく峠まで間違いやすいところもありますので、藪歩きとしておきました。天狗岩だけの人や健脚の人は、URLに載せたお須原山を是非お勧めします。但し、御嶽が冠雪した時、行くべきと思います。今回は、URLの大鷲院を考えてましたが、余裕が尽きてました。
・追記2024年6月30日:URL記事内の茶臼山について、展望なく、名前と三角点が取り柄で、それも4等三角点なので行かなくてもいいかなと判断したのですが、追加で載せたURLによると山城跡だそうです。こちらも一見そう見えたのですが、山城跡だとすると、この辺りの山村は、中世の領国支配の前衛あるいは武田と織田・徳川の境界最前線に起源を求めるべきかなと、歴史には素人ですが、例えば、稲武の押山その他の山と同様かと思います。行くべき価値ありかなと付言いたします。
・余談:しばらく前、マンガ喫茶の後、書店に行こうとしたら、廃業してました。仕方ないので、もう一軒寄ろうとしましたらこちらも廃店でした。どちらも複数店舗を展開している中堅以上の書店ですが、現状の厳しさを実感します。当方、大型書店の書棚の通覧をしたい誘惑に駆られる時もありますが、何せ名古屋は人ゴミと階段の多さで苦痛の上、背文字の細かい字も苦痛なので行けません。図書の現物が見られないので、どうしても図書館利用になり、購入も減りました。自分は、返したら借りる図書館の常連ではなく、借りて返すの月2回程度通う定期利用者なので、図書館から外に出た時は、近くに書店があれば寄ってくのにな、と常々思っています。ジャーナリストで、図書館のそばに書店がある例を探して、経営はどうか報告してくれたらと思います(図書館と書店は機能が違うので、図書館の見えるところに書店があるという意味です)。町づくりは、中心になるものから、欲しいと思うものを付加していくのが、あるいは門前町のように形成されていくのが正しい道だろうと思います。見込みがあれば、行政が援助してしばらくは地代を免除するなど実験してくれないかなと思います。但しスーパーなどは、早く荷物を持って帰らねばならないので、中心にはならず、周辺施設で対象外と思います。
URLYamaReco:豊田茶臼山、天狗岩・姫天狗岩https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6577802.html
大鷲院(だいじゅういん、だいじゅいん)については、「大鷲院の磨崖仏」ほかを参照のことhttps://blog.goo.ne.jp/tommy-ponta/e/d2e96f636f922290a6e8f01bcd1a98dd
史跡探訪記 茶臼山城跡https://www.his-trip.info/siseki/entry2488.html
入浴長久手温泉ござらっせ
写真川原宮謁磐(かわはらのみやあちわ)神社駐車場
林道峠
標高320m尾根の様子
3等点名:宮ノ入
標高点346m付近
北西尾根の様子
標高280m林道状況
天狗岩登山口
天狗岩
天狗岩上から独立標高点346m
姫天狗岩
集落最上部、標高200mから左、点名:宮ノ入、右、346m峰
県道から神社へ行く入口付近。左、トンガっているのが、宮ノ入。右、標高点346m。
川原宮謁磐神社

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