登山レポート:比叡ノ山(ひえのやま)~鳴雷山(なるかみやま)~松台(小大山 …

山行名比叡ノ山(ひえのやま)~鳴雷山(なるかみやま)~松台(小大山、しょうだい)1160.6m/日本三大遺跡の平出遺跡と平出の泉の美しさは必見!地域振興バス利用で駅前登山!
行動開始日2024/8/23
期間(日)1
山行形態山歩き
地域日本
都道府県・国長野県
住所・山域長野県塩尻市
天候晴れ
行程【23日】
10:57 平出博物館前・・地塩尻市域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線
11:02/11:06 平出の泉
11:16 比叡ノ山の南西側登山口
11:24/11:38 比叡ノ山
11:54 比叡ノ山の南西側登山口
11:57 分岐:鳴雷山方面、洗馬駅方面、平出博物館方面
12:02/12:17 床尾神社
――― 分岐を2つ通過(案内板あり) ―――
12:35 分岐:鳴雷山登山道、大門先経由鳴雷山
12:52/13:08 鳴雷山
13:14 分岐(縦走方面の道は薄い)
13:19 鉄塔巡視路の分岐
13:27 松台(小大山)の分岐
13:33 松台(小大山)
13:39 松台(小大山)の分岐
13:46 鉄塔巡視路の分岐
13:55 上の鉄塔(展望地)
13:59 下の鉄塔
14:05 分岐
14:07 分岐:鳴雷山登山道、大門先経由鳴雷山
――― 分岐を2つ通過(案内板あり) ―――
14:12/14:22 床尾神社
14:25 分岐:鳴雷山方面、洗馬駅方面、平出博物館方面
14:33 床尾詰所前・・地塩尻市域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線
所要時間3時間36分
参加者Hさん、ミックン、IT/計3名
ルート
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画像(大)
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平出博物館・歴史公園 案内図
コメント

#お楽しみポイント

・比叡ノ山(ひえのやま)809.4m、鳴雷山(なるかみやま)1092m、松台(小大山、しょうだい)1160.6mの登頂
・四等三角点:比叡ノ山、三等三角点:久ノ井の確認
・平出の泉の観賞
・歴史探訪(平出博物館、平出歴史公園)


長野県塩尻市に位置する、比叡ノ山、鳴雷山、松台(小大山)に登りました(^O^)/

比叡ノ山、鳴雷山、松台(小大山)が位置する宗賀地区(平出地区)は、古代より大集落が築かれてきた長い歴史を有する地域になります。周辺には歴史にフォーカスした博物館、公園、遺跡などの施設が点在しており、遺跡からの出土品や復元された建築物などを見学できます。
尚、平出遺跡(今回は未訪問)は日本三大遺跡の一つに数えられています。

比叡ノ山には、大男の「でいだらぼっちゃ」が背負ってきた山を落として出来たとの伝承があります。また戦国時代には砦が築かれとも言われています。
鳴雷山は、風雲が巻き起こり雷鳴がとどろいた様子から名付けられたとの言い伝えがあります。夏の火祭りでは床尾神社の広場で松明の火で畑の虫の魂をよりつけ山頂に送り込む行事が行われています。
松台(小大山)は、、、情報を発見できませんでした(*^^*)
ヤマップさんの情報では小大山という山名になっています。山頂に設置された山名板には松台(しょうだい)という名前が刻まれています。詳しくはわかりません。ハイ。

今回は、平出博物館前(塩尻市地域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線)を基点に床尾詰所前(地塩尻市域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線)へ縦走、平出の泉、比叡ノ山山頂、床尾神社、鳴雷山山頂、松台(小大山)山頂、鉄塔(展望地)、などを巡りました。
下山後に平出博物館、平出歴史公園も巡りました。


↓詳しくは(^O^)/
写真🐥ピヨリンカフェのモーニングプレート🐥
ミックンとJR名古屋駅コンコースにあるピヨリンカフェで待ち合わせ。
念願の初ピヨリンをいただきました。満願成就のお礼参りをしなければ、、、

午前7時の開店ですが、開店前から行列が出来ていました。
JR名古屋駅を8時に出発する特急しなの3号でJR塩尻駅へ。
8月平日という条件ですが、なんとか自由席に座ることができました。空席は少なかったです。
JR塩尻駅到着は9時54分予定です。
JR塩尻駅の駅舎内にある「そば処 桔梗」さんの山菜そば。
お店は待合室に併設され、立ち食い形式ですが待合室の椅子で座って食べることもできます。
JR塩尻駅から塩尻市地域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線に乗ります。運賃はリーズナブルな100円。後払いです。

注意としては平日しか運行していないこと。
土日祝日はJR塩尻駅から30分程歩くかタクシー利用になります。

#平出博物館前・塩尻市地域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線

降車したバス停の前には平出博物館・平出歴史公園の駐車場があり、車で来る場合は利用可能。

#平出博物館前・塩尻市地域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線

まず平出の泉に向います。
平出博物館のエントランス。下山後に見学しま~す。
写真では良く見えないですが大きな洞穴があります。
石灰の採掘場跡の様です。

#平出の泉

透明度の高い美しい泉です。
これは綺麗!!

石灰岩の空洞に集まった伏流水が鍾乳洞の出口から湧き出しているとのこと。
長形63m、短形36m、水深は最深6m。

ツアーの団体客さんもたくさん来られていました。

#平出の泉

良質の泉のお陰で、この地区は古代より繁栄、大集落ができたようです。

まさに
「エジプトはナイルの賜物」
というやつですね!

問題は比叡ノ山への取り付きが見つからないこと(/ω\)
戻りまーす。

#比叡ノ山の南西側登山口

平出の泉へ行く時に見逃した小道を発見。
比叡ノ山の取り付きです(^_-)

ここでスウェーデン人のHさん登場。

道を探されているようで登山目的かなと思い声をお掛けしました。

「その道は安全?」って、、、
分からないです!?
初めてなので(^^;

#比叡ノ山

山頂です。展望はありません。

#比叡ノ山

山頂には「四等三角点:比叡ノ山」と「蔵王大権現」があります。

戻って「鳴雷山」に向かいま~す。
Hさんはトレイルランナーとのことで装備はシンプル。

#比叡ノ山の南西側登山口

登山口は分かりにくいので注意です。案内も何もないです。
日傘という名の雨傘をさして歩きます。

#分岐:鳴雷山方面、洗馬駅方面、平出博物館方面

ここを左に入れば良いはずです(≧▽≦)
目的の山々が迫ってきました。

#床尾神社

Hさんが寄りたいとのことだったので神社へ。

#床尾神社

本殿って英語で何て言うの?(汗)
メインビルディングと説明しておきましたが、正しくはメインホールのようです。

伝わったと思うのでOK(^^ゞ
ぶどう畑。実ってきています。
分岐ですが鳴雷山の案内がありますので安心です。

左へ入ります。
分岐。やはり鳴雷山の案内があります。

右へ入ります。熊に注意の看板があります。

足の調子が悪いミックンはここで引き返していきました。床尾神社で再合流予定。

#分岐:鳴雷山登山道、大門先経由鳴雷山

この分岐は、右でも左でも鳴雷山に行けるようですが、ノーマルルートの左へ入ります。
Hさんに日本を旅行先に選んだ理由を聞いてみましたが、、、

なんと、積極的に日本を選んだわけではなく、、、
中国へ行く予定が1週間前にキャンセルになり急遽日本に来たとのこと、、、
ありそう(>_<)

#鳴雷山

山頂で記念撮影。

#鳴雷山

次の山へ向いま~す。鳴雷山の東尾根を縦走します。

#東尾根方面の分岐

往路で通過したところ。そのまま下れば往路をたどり下山。東尾根方面には薄い道がある。ココ、ちょっと注意が必要ですね。
そのまま尾根を進みま~す。

Hさんは電車の時間が気になるようです。松本へ戻るとのことですが、松本は近いので大丈夫ですよ。

#鉄塔巡視路の分岐

鉄塔巡視路に出ました。ホットしました。
右(東尾根)へ入ります。

#松台(小大山)の分岐

ここで東尾根が北と南に枝分かれします。右(南尾根)へ入ります。
登山道の西側は有刺鉄線がはられているので注意しましょう。

#松台(小大山)

山頂には「三等三角点:久ノ井」があります。

#松台(小大山)

展望はありません。
今日の山は展望は殆どないですね(-ω-)

下山しまーす。

#鉄塔巡視路の分岐

分岐です。東尾根の薄い道を戻るか、鉄塔巡視路をそのまま下るか?

鉄塔巡視路を下ることにしました。

#上の鉄塔(展望地)

展望ありました(^O^)/

#上の鉄塔(展望地)

#上の鉄塔(展望地)

鉄塔の横は草が育って、ちょいヤブ状態です。

#下の鉄塔

ここがまたクエスチョンです。
地形図には尾根をそのまま下る道が書かれていますが、巡視路は左へトラバースしています。

「右へ行くべきか、左へ行くべきか、それが問題だ!」(爆)

左へトラバースして早めに往路に戻るのが正解と見ました。

#分岐

ここで往路のコースに復帰できました。

#分岐:鳴雷山登山道、大門先経由鳴雷山

#床尾神社

ミックンと合流。

Hさんとはココでグータッチでお別れして、我々はバス停へ。
HさんはJR洗馬駅までランニングする?さすがトレールランナー。ガンバです。
('◇')ゞ

#床尾詰所前・地塩尻市域振興バス「すてっぷくん」・宗賀線

バスの時間を確認して、平出歴史公園、平出博物館を見学しました。

博物館入館料:300円
さすが日本三大遺跡の一つで見ごたえあります。
このほぼ完全な形で出土された銅鐸(柴宮銅鐸)は秀逸。昭和35年、市内大門柴宮(大門神社)境内で保育園の建設工事中に偶然発見されたとのこと。製作年代は弥生時代後期で、県宝に指定されています。
凄い(≧▽≦)

大門神社は平出遺跡(平出博物館から徒歩28分程)から近いので、時間があれば行ってみるのも良いのでは?

この他に同じく県宝の菖浦沢瓦塔という出土品も印象に残りました。これは見てのお楽しみにしておきますね
(^_-)
写真は平出歴史公園にある古墳群の復元住居。

今回は見学しなかった、縄文・古墳・平安時代と3つの時代の村が復元された「平出遺跡公園」は復元住居や建物が16棟あり、実際に中に入ることもできます。

機会があれば行ってみたいですね。


お疲れ山でした ^^) _旦~~

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