山行名 | 八ッ面山(やつおもてやま、男山)67.1m~女山/彷徨、古代史ミステリーの山!展望良し! | |
---|---|---|
行動開始日 | 2024/10/14 | |
期間(日) | 1 | |
山行形態 | 山歩き | |
地域 | 日本 | |
都道府県・国 | 愛知県 | |
住所・山域 | 愛知県西尾市、三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング、八ツ面山公園 | |
天候 | 晴れ | |
行程 | 【14日】 13:42 桜町前駅・名古屋鉄道西尾線 14:05 八ッ面横断歩道橋 14:09 北側の公園エントランス(車道) 14:23/14:40 八ッ面山(男山) 15:19 雲母坑跡 15:25 久麻久神社 15:33/16:33 女山(芝生広場)、遊具 16:45 東側の公園エントランス 16:49 南側の公園エントランス(車道) 17:22 西尾口駅・名古屋鉄道西尾線 | |
所要時間 | 3時間40分 | |
参加者 | IT/計1名 | |
ルート ※画像を押すと拡大表示できます | ||
画像(大) ※画像を押すと拡大表示できます | 八ッ面山公園案内図 | |
コメント | #お楽しみポイント ・八ッ面山(やつおもてやま、男山)67.1m、女山の登頂・ローカル名山の八ッ面山(三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング)の登頂 ・二等三角点:八ツ面村(やつおもてむら)の(蓋?の)確認 ・八ッ面山公園展望台からの眺望 ・歴史ミステリー、古代史ミステリー解明 ・駅前登山 愛知県西尾市に位置する、八ッ面山に登りました(^O^)/ 八ッ面山は、三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキングに選定されたローカル名山で、山容は西峰(本峰)の男山と東峰の女山からなる双耳峰になります。 八ッ面山一帯は八ツ面山公園として整備されており、男山の頂上には八ツ面山公園展望台があります。展望台は、眼下に広がる西尾市の街並み、遠くに山々の連なりや三河湾など360度眺望で、自然と都市が織りなす美しい風景が楽しめる絶好のスポットになっています。また、公園にはたくさんの桜の木が植えられており、季節になると花見や散策に訪れる人で大いに賑わいます。 歴史の面では、良質な雲母の産地として男山の山腹に多くの雲母坑(坑道)が掘られていたことが挙げられます。その歴史は古く、奈良時代の和銅6(713)年に調(税の一種)として雲母が朝廷に献上された記録があり、婦人病や頭痛の薬として用いられていたことがわかっています。江戸時代には屏風や襖などの装飾材料として京都へ盛んに出荷されており、明治の時代になっても採掘は続けられていました。雲母の採掘は明治33年の崩落事故で終焉を迎え坑道は放置状態となっていましたが、昭和6年の小学生の転落事故発生を受け、地元青年団により642ヶ所もの雲母坑が埋められ(1ヶ所のみ残存)現在に至っています。 ハイ!ここからは「ホンマでっか!」という姿勢でお読みください。 (;^ω^) 実は八ッ面山には歴史ミステリーな山という側面があります。ナント、、、八ッ面山全体が古代の巨大墳墓であるというトンデモな説があるのです。実際に地図で確認すると女山が四角形、男山が円形をしており、前方後円墳に見えたりします。また、公園造成の際の興味深い噂話があります。昭和40年の工事で女山山頂部を削ったところ大量の土器が出土したが、全て工事土砂として処分してしまったとの関係者の証言があるとかないとか? 八ツ面山は地理面での謎も指摘されており、古代ミステリー満載の歴史ロマンの山であると言えるでしょう。興味のある方はミステリーマニアさんの情報を調べてみてくださいね。 (^_-) 今回は、桜町前駅を基点に西尾口駅へ縦走、八ッ面山(男山)山頂、雲母坑跡、女山 山頂(芝生広場)、久麻久神社、などを巡りました。 ↓詳しくは(^^)/ | |
写真 | #桜町前駅・名古屋鉄道西尾線 八ッ面山へ電車でアプローチするには、名鉄西尾線の西尾口駅と桜町前駅の2つのどちらかの駅から歩き出すと良いでしょう。今回の歩き出しは急行電車が停まる桜町前駅としましたが、西尾口駅の方がより八ッ面山に近いです。 山頂で昼食を食べようと思い、駅近くの「ほっともっと西尾緑町店」さんで「BIGのり弁当(ナポリタン)」を購入。 (^_-) まず、八ッ面山の山頂を目指します。 | |
名鉄西尾線の線路を渡り、南東方向へ歩きます。 | ||
街を抜けると田んぼが広がり、その先に八ッ面山! 北西側からは「前方後円墳」的な姿は確認できません。 | ||
北側の車道エントランスから入山する予定ですので、ここで北東へ方向転換(左折)します。 | ||
#八ッ面横断歩道橋 歩道橋で県道479号熊味岡崎線を渡ります。 | ||
#八ッ面横断歩道橋 歩道橋を渡ると瑞玄寺があり、ここからも入山することができます。 | ||
ここは右折。 | ||
#北側の公園エントランス(車道) 車で公園内に出入りする北側のエントランスになります。久麻久神社の幟がはためいています。ここから八ッ面山公園に入りま~す。 上って行くと、、、 | ||
#北側の駐車場 上りの途中に八ッ面山公園の駐車場があります。 | ||
ここを右折して、八ッ面山を周回する舗装された遊歩道に入ります。 | ||
分岐です。瑞玄寺方面へは右折、山頂方面へは左折します。 | ||
分岐です。雲母坑跡方面へは左折、山頂方面へは直進です。 | ||
振り返ると西尾市街が、、、 | ||
展望台が見えたら山頂はすぐそこです。 | ||
#八ッ面山(八ッ面山展望台) 登頂できました。写真は展望台の足元の様子。(^O^) 山頂にあるはずの「二等三角点:八ツ面村」が見つかりません(OMG) ナント!三角点のありかは床下収納のような設備(写真の矢印で示したところ)の蓋の下らしい(未確認)です。 蓋は結構な重さらしいのですが、開ければ三角点が拝めるそうです。 | ||
#八ッ面山(八ッ面山展望台) 今日は遠くまで見晴らせます。360度のパノラマです。 | ||
#八ッ面山(八ッ面山展望台) | ||
#八ッ面山(八ッ面山展望台) 山頂で弁当を食べる予定でしたが、展望台周辺には適当な場所がありませんでした。( ̄▽ ̄) 昼食はあきらめて、次の目的地、雲母坑跡へ向かうことにしました。 | ||
#山頂の駐車場 駐車場のトイレの横から下山します。 | ||
八ッ面山を周回していると思われる未舗装の遊歩道に入ります。 | ||
時計回りに歩けば、雲母坑跡にたどり着けると予想。 地図に記載のない道に入り、先に進むと、、、 | ||
ウウ!道が消えて藪出現、、、(爆) 強引に進めば正規の道に戻れるハズで、、、突っ込みま~す。 藪を抜けると、、、ひっつき虫(正式名;ヌスビトハギ)に大量に取りつかれていました。 アッチャー(>_<) | ||
ひっつき虫の処置をしたいのですが、気持ちをコラえて先に進みま~す。 | ||
#雲母坑跡 人工的につくられた山に鉱脈(岩脈)があるというのは話が合わないように思うので、、、となると、、、どうなる? | ||
#雲母坑跡 一つだけ残った雲母坑跡を確認。休憩スペースはありません(泣) 次の目的地は久麻久神社です。 | ||
車道に出ました。ここを左折します。 | ||
#峠(男山⇔女山) 男山と女山を分ける峠です。前方後円墳なら方墳と円墳との境目。6差路になっており、久麻久神社方面へ右折します。 | ||
#久麻久神社 読みは「くまくじんじゃ」になります。創建は不明ですが「延喜式神名帳」に所載されている古社です。 「熱田神宮」や「伊勢神宮」との位置関係が指摘されている神社です(ここにも謎が、、、) | ||
#久麻久神社 現存する本殿(国指定重要文化財)は戦国時代に再建されたもので、それ以前は山頂に神社があったと伝わっています。古くから山自体が信仰の対象であったことがわかります。次の目的地は女山です。 | ||
#峠(男山⇔女山) 峠に戻り、愛知県高度情報通信ネットワーク・八ッ面山中継所の左側の道に入ります。 | ||
階段を上ると、、、 | ||
白い鉄塔(愛知県高度情報通信ネットワーク・八ッ面山中継所)の足元に出ます。 鉄塔の高さは56mとのことです。 | ||
#女山(芝生広場) 芝生広場の一番高い辺りが山頂。この場所が「造成時に大量の土器が出土したとの噂の」場所です。真相は如何に? 今は、芝生が一面に生える、ただの広場になっています。 墳墓説が正しければ、八ッ面山は日本最大級の前方後円墳になるわけでして、、、 土器のカケラでも落ちてないですかねぇ? ドキドキ(←おやぢギャグ) (◎_◎;) | ||
#遊具 広場の北東端の遊具が設置された場所(小さな公園)にベンチを発見。(≧▽≦) | ||
#遊具 ひっつき虫の始末(大変でした!!)と、、、 | ||
#遊具 昼食をいただくために、ここで1時間ほど休憩をとりました。 | ||
#遊具 遊具たちの奥に道があります。この後のコース取りですが、東側のエントランスから公園を出て帰ることにしました。 | ||
ここは右折。 ナント!ツクツクボウシが鳴いています!! | ||
工事個所を避けて歩きます。 ここは左折しました。 | ||
工事の通行止め。 ここも左折です。 | ||
右折。 | ||
#東側の公園エントランス 八ッ面山公園から一般道に出ました。ナビにしたがい西尾口駅へ向いましょう! (^O^) | ||
#南側の公園エントランス(車道) 南側の公園エントランス(車道)の前を通過します。この道を上ると、例の6差路の峠(男山⇔女山)に出ます。 | ||
#西尾口駅・名古屋鉄道西尾線 名鉄西尾線沿いに出て、線路沿いの道をたどれば迷わず歩きやすいかと思います。お疲れ山でした ^^) _旦~~ |
スポンサーリンク
▲
▼