山行名 | 稲荷山(いなりやま)136m~権現山(ごんげんやま)150m ( 金華山山域 ):金華山拾遺 並びに伊奈波(いなば)神社(岐阜市) | |
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行動開始日 | 2025/2/9 | |
期間(日) | 1 | |
山行形態 | 山歩き | |
地域 | 日本 | |
都道府県・国 | 岐阜県 | |
住所・山域 | 岐阜県岐阜市(美濃三河高原) | |
地図 | 2万5000分の1 :岐阜北部 | |
天候 | 晴 | |
行程 | 07:30 ~22号~岩戸公園側の金華山ドライブウェイ通行止めUターン~岐阜公園~長良橋~ 09:05/09:30 長良橋北の河川敷公園駐車場 10:10 稲荷神社・稲荷山公園登山口 10:50 稲荷山 11:35 上加納山(かみかのうやま)電波塔山頂 11:45 金華山ドライブウェイ岩場展望地 11:55 金華山ドライブウェイ展望台 12:20/12:50 水道山展望台 13:25 権現山 14:00/14:25 伊奈波神社 15:00 河川敷駐車場 (*行動時間は、手術後、体幹、脚力とも極端に衰え、一般の人には、全然、参考になりません。) | |
参加者 | 少々 | |
ルート ※画像を押すと拡大表示できます | ![]() | |
コメント | ・前置き:2022/6/5熊ヶ岳の報告で、ちょっと奥美濃の基本文献について触れましたが、ほぼ入手不能で書見し難い2冊のうち、沖允人さんの「奥美濃の山旅」は、2023/4/10瀬倉報告で書きましたように図書館間の相互貸借を利用して読むことができました。「山岳講座奥美濃」については、前者報告で記載した情報に基づいて、大垣山岳協会の機関誌「わっぱ」は、大垣市立図書館に所蔵され、図書版は岐阜県立図書館に所蔵されていることがわかっています。地元の図書館(サイトにレファレンス用送信フォームがあります)(注1)から相互貸借可能か可能であれば貸出図書の個人貸出ありか両図書館に尋ねてもらい、同時にコピーサービスの方法について尋ねてもらいました。回答は、両者、相互貸借不可で、コピーサービスは可。図書については、著作権法上、以前は、絶版本は図書の半分が可能で、今でもそうだと思いますが、図書のページがわからないと申込みできない。大垣市立図書館のレファレンス係に質問を送ってコピーを申込み、入手出来ました。内容については、ワードで目次をコピーして貼り付け、追々、IT氏に頼んで「ヤマニア」のアウトドアの小技の欄で紹介したいと思っています。 ・前書き:「山岳講座奥美濃」の第42回は小津権現山です。わっぱ版・「奥美濃(39)」No.134号から少し長い引用ですが、「赤く染まった夕焼け空に青黒く沈んでいくこの山を街の屋根瓦の彼方に眺める夏の黄昏時、真っ白なピークがばら色に輝きわたる厳冬の朝など、美濃の鹿島槍にふさわしく美しい遠望が得られるのは主に岐阜周辺で、この点に私たちは恵まれているわけであるが、私がもっとも好きで心に残るのは産土神である伊奈波神社へ元旦にお参りして参道を下ってくるとき、社頭の石の大鳥居の中に一幅の絵画のような神々しいまでに朝の光を浴びたこの山の白雪の姿である。」とあります。伊奈波神社は、権現山と稲荷山に挟まれた谷筋にあります。権現山は、ドライブウェイ展望台から眺めると立派に山ですし、地形図で見る稲荷山も同様です。金華山グレートトラバース(「ヤマニア」(各種)名山一覧参照のこと)のサブコースとして、伊奈波神社の小津権現山遠望をメインに計画してみました。 ・前日の雪は、尾張部では午後には全く消え失せ、岐阜の町でも同じだろうと思い、水道山展望台駐車場から歩くつもりで出かける。岐阜の町に入ると、植栽帯や路地に雪が残り、岩戸公園側、金華山ドライブウェイは通行止め、岐阜公園に駐車と変更し、ナビの案内で運転するが、駐車場は進入道路がトラ柵で通行止め、Uターン場所を探すため北に走ると長良橋まで行ってしまった。橋を渡った信号を右折、すぐの一方通行道路で橋の下をくぐると、幸いにも河川敷に駐車場があり、公園の駐車場とある。参考のURLさんが駐められたところとほぼ近いです。但し、この駐車場の利用時間は、平日9:00~21:00、土・日7:30~21:00とあります。 ・歩き出して歩道は人道と自転車道に分離しているが、歩道の方にはコチコチの雪がある。稲荷山の北側を歩いている時、路地の奥に神社の鳥居が見える。入ってみると、稲荷山北側は岩壁になっている。一見の価値あると思います。本町一丁目の信号で南の道に入り、四辻で左手に神社が見える。稲荷神社で奥に稲荷山公園がある。神社前に地元の人がいたので、稲荷山から水道山展望台、権現山に歩くと伝えると「物好きな」という眼で見られる。遊歩道を上がってドライブウェイを歩いているとこんな日でも雪上をジョギングしている人を見かける。自分でも物好きな、と思う。 ・ドライブウェイから稲荷山への取り付きは、昔の道は道路に寸断され、消滅しているようで、歩きやすいところから取り付く。歩く人も少ないので荒れて、灌木がはえている。露岩を過ぎると踏み跡も歩きやすくなる。稲荷山山頂から反対側は明瞭な道で、少しドライブウェイを歩き、上加納山への直登斜面に入る。道はありません。急登をこなすと電波塔の最高所に出る(注:2)。登山道に合流、右折、NHK上加納放送所から舗装路を辿り、ドライブウェイに出る。左折してちょっと上がると駐車場があり、岩場の展望所。3つの展望所のうち、最も視野が狭いとだけ言っておきます。水道山展望台へは、水道山山頂は既に行っているのでパスし、上加納山タワーから北側の斜面トラバース道を通行する。幅狭い上に、急崖直下10mくらいを舗装路が通っており、結構、緊張する。 ・水道山展望台でお昼と展望を楽しんだ後、遊歩道を下り、権現山は巻道からドライブウェイに合流後、山頂を経て時の鐘(自動的に時の鐘を撞く)から伊奈波神社へ下る。途中の分岐を右折、神社は参道から入りたかったので、伊奈波神社へという道標があるところ、真っ直ぐの道に入らず、左折し、町の道路に下りる。伊奈波神社は混雑して、参道の道路にまで係員の指示で駐車している。奥美濃の山が見えるのは、引用文には「石の大鳥居の中に」とあるが、高い建物が立ち、やっと楼門前から見えただけと思うが、どれが小津権現山かわからない。お参りではないので(お賽銭はきちんと奉納しております)なんとでも言えるが三階建ての社務所が邪魔です、当日は、奥美濃方面、前衛以外、雪雲で見えてないです(ドライブウェイ展望台や水道山展望台でもはっきりわからなかった)。 ・注1:レファレンス:「利用者が学習・研究・調査等のために必要な資料および情報を求めた場合に、図書館員が図書館の資料と機能を活用して資料の検索を援助し、資料を提供し、あるいは回答を与えるなど、利用者と資料とを結び付ける業務」図書館用語辞典 図書館問題研究会編 角川書店 1982.10より ・注2:上加納山の名称は、上加納山電波塔群の名称から転用されたと推測していますが、今回、長良橋からみると190mの電波塔がはっきりとピークに見えます。水道山展望台から見ると、西端、標高180mも立派な山頂です。後者は、ドライブウェイ展望台から登山道を上がり、尾根の上に出て左折、すぐに一番高いところに着きます。 ・別注:URLさんの記事では、岩戸山の南尾根の鞍部から岩戸八幡社へ下っていらっしゃいますが、鞍部先の130mピークまで道あります。鞍部からは下山の道なく、急斜面で一般的ではないと思います。当方、地形図の破線道を下りましたが、標高100mあたりまでシダが被さる踏み跡あります。急斜面に面したら、急に道が消え、左にトラバースする道がありますが(恐らく、道を探して、道になったと思います)、すぐに無くなります。道を探しましたが、不明で、トラバース道の10mほど直下に沢底が見えています。滑り下って泥を払った後、岩戸神社の渡り廊下を横切って石段から降りました。後日、同渡り廊下をくぐって、小尾根基部へ薄い踏み跡を辿って上がりしたが、直上急斜面10mあまり、一線状の露土で道というには足がかりが全くありません。灌木を掴んで体を引き上げる他なく、当然道とは言えません。当然のこと一般的ではありません。 | |
URL | YAMAP 稲荷山・岩戸山・金華山 2021.02.23 | https://yamap.com/activities/10003497 |
勝手に岐阜県観光大使;金華山にある展望台を紹介していくぅ | https://gifu.gifutaishi.com/entry/2023/07/27/174602 | |
入浴 | 松竹(まつたけ)温泉天風の湯(江南市) | |
写真 | ![]() | 長良川右岸河川敷の公園駐車場 |
![]() | 長良橋から中央の電波塔(一番高い所)が上加納山山頂らしい。最右は権現山と思う。 | |
![]() | 稲荷神社(稲荷山登山口) | |
![]() | 遊歩道登り始め、標高30m | |
![]() | 稲荷山山頂 | |
![]() | 上加納山(電波塔あり)山頂 | |
![]() | 金華山ドライブウェイ岩場展望地 | |
![]() | 岩戸山(いわどやま)と南尾根130m。奥、洞山方面 | |
![]() | ドライブウェイ展望台から水道山(瑞龍寺山)(ずいりょうじやま)と上加納山タワー(トワ・エ・モアタワー) | |
![]() | 同。権現山 | |
![]() | 同展望台 | |
![]() | 水道山展望台 | |
![]() | 権現山山頂(峯本宮) | |
![]() | 伊奈波神社参道 | |
![]() | 楼門前から奥美濃の展望 | |
![]() | 長良橋から百々ヶ峰(どどがみね)と鵜飼舟 | |
![]() | 駐車場から金華山 |
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