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登山レポート:加瀬木山(かせぎやま、標高113.6m) …・長野県・藪歩き

山行名加瀬木山(かせぎやま、標高113.6m)・JR中央線上松駅から徒歩でアプローチ/熊に注意して藪山を探検!クマ鈴の無料貸し出しサービスあり!巨岩!
行動開始日2025/8/16
期間(日)1
山行形態藪歩き
地域日本
都道府県・国長野県
住所・山域長野県木曽郡上松町
天候晴れ
行程【16日】
11:12 上松駅・JR中央線
11:14/11:24 上松観光案内所
11:29 JR中央線の高架下を通る
11:33 小川橋
11:49 県道508号線の新道と旧道の分岐
11:54/12:20 峠、鉄塔巡視路エンランス(石仏群)
12:24 36番鉄塔
12:50/13:13 重なり合う巨岩の壁
14:10/14:40 加瀬木山
15:14 重なり合う巨岩の壁
15:35 36番鉄塔
15:42 峠、鉄塔巡視路エンランス(石仏群)
16:10 上松駅・JR中央線
所要時間4時間58分
参加者ミックン、IT/計2名
ルート
※画像を押すと拡大表示できます
ポイント

#お楽しみポイント

・加瀬木山(かせぎやま、標高113.6m)の登頂
・三等三角点:床沢の確認
・藪山探検
・巨岩群

#ヒヤリ・ハット

・クマの被害情報があり、上松観光案内所さんのクマ鈴無料貸し出しサービスを利用

#基点(駅)

・JR中央線・上松駅
コメント長野県木曽郡上松町に位置する、加瀬木山に登りました。

加瀬木山は標高113.6m、上松駅の南西2Kmほどの場所にあります。登山道はなく情報の少ないマイナーな山ですが、藪はほとんどありません。

加瀬木山の山頂には、三等三角点:床沢が設置されています。

今回は、上松駅を基点に山頂を往復、上松観光案内所、住居跡観察舎、県道508号線の新道と旧道の分岐、峠、鉄塔巡視路エンランス(地蔵群)、加瀬木山山頂、などを巡りました。
世間では羅臼のヒグマ事件が騒がれています。
クマ怖い❣
( ゚Д゚)
写真

#上松駅・JR中央線

同じ列車で来られた輪行のサイクリストさん達が自転車を組み立てられていました。学生時代はサイクリング部に所属していた自分は、興味津々。

話をうかがうと赤沢自然休養林までのサイクリングだとのこと。今の流行りなのでしょうか❓ミニベロ風の14インチの小さなタイヤの自転車でした。12万円程度のお値段だそうです。

お気をつけて―。
(^^)/

#上松観光案内所

駅前の観光案内所さんに立ち寄り、加瀬木山の情報などを調査します。

#上松観光案内所

加瀬木山のようなマイナーな山に登る人は稀のようで、詳しい情報はありまんでした。ここからの登山は木曾駒ケ岳、風越山がのメインだそうです。うんだ、うんだ😓

今シーズンは、地域で山仕事の2名がクマ被害にあわれたそうで、注意喚起がされております。
(>_<)

クマ鈴の無料貸し出し(デポジット500円必要)があり、お借りしすることにしました🐻

最初の目的地は、県道508号線の新道と旧道の分岐です。

ミックン、IT、行きまーす。

クマ怖い(;・∀・)

#JR中央線の高架下を通る

この交差点を右折して、高架の下を通りR中央線をパスします。線路の西側に出るわけです。
正面に加瀬木山。右に木曽川の流れ。

#小川橋

目に鮮やかな赤く塗られた小川橋で木曽川を渡ります。

#小川橋

小川橋から見た木曽川の流れ。澄んだ水が流れています。

#小川橋

架け替え前の橋脚❓が残っていました。
前方に見える県道473号線(先ほどのサイクリストさん達は、この道を走っていくのでしょう!)を渡り、県道508号線へ入ります。
小路方橋で木曽川の支流「小川」を渡ります。けっこう大きい川ですが、名前は小川です。

#県道508号線の新道と旧道の分岐

ねざめトンネルの手前に新道と旧道の分岐があります。左の旧道へ入ります。

#峠、石仏群、鉄塔巡視路エンランス

今日の登攀予定ルートの加瀬木山東尾根を越える峠の頂上です。切通しになっています。

#峠、石仏群、鉄塔巡視路エンランス

峠には石仏群があります。お盆の時期で花が供えられています。

嘉永、慶応、明治などの文字が刻まれており、幕末から明治にかけて建立されたものですね。もっと古いものもありそうですが、文字が読めませぬ。

#峠、石仏群、鉄塔巡視路エンランス

峠は有名な観光スポット「寝覚の床」の木曽川をはさんた対岸にあります。樹木で遮られ寝覚の床は確認できませんでした。

峠で休憩、入山準備をします。

#峠、石仏群、鉄塔巡視路エンランス

鉄塔巡視路で東尾根に取り付くことができます。写真は鉄塔巡視路エンランスの様子です。

次の目的地は、加瀬木山山頂です。
36番鉄塔に向かう巡視路です。

#36番鉄塔

#36番鉄塔

鉄塔の下を通り、鉄塔上部に出ると基準点の標識がありました。

ここから東尾根を登っていけそうです。入口は藪ですが、、、
(>_<)
藪。
安心してください。
( ^)o(^ )

藪はすぐに終わり、視界のきく下草の少ないスッキリとした森が広がります。

なんとなく道もあります。
花崗岩質の山です。テープなどのマークはありませんが、尾根を外さないように登れば問題ありません。

軽快なクマ鈴の音が静かな森に響きわたります。
(^^)/

#重なり合う巨岩の壁

標高860m辺りで巨大な岩が重なり合って尾根をふさぐ壁が出現。岩の隙間に穴があいています。動物の巣になりそうな感じ!?

直登は無理っぽいので、左側(南側)からまきます。その前に休憩。
(-。-)y-゜゜゜

#重なり合う巨岩の壁

巨岩のまきは、特に難しいことはありません。

#重なり合う巨岩の壁

巨岩を直登したい気もあり、、、

行けそうな気がしない、でもない、ことはない、ことはない、、、

気持ち的には、この四重否定❓の文のような感じで、、、

登ってみたいような、みたくないような、、、

誰か尾根通しに登ってみて❓
(*^▽^*)
あちらこちらにボルダーが点在しています。
標高約950m付近で北側から上がってくる尾根とのジャンクションになります。

ここら辺りでプラスチックの棒のマークが登場します。道でしょうか❓
頂上に近くに来ると、またしても前方に巨岩の壁が現れます。
どうやら巨岩の上が山頂のようです。

ここは直登します、、、

すると岩の上に三角点が顔を出し、、、

#加瀬木山

山頂にはヤマッパーさんが設置された真新しい山名板がありました。この山名板についてはネットで情報をつかんでいましたので、実物を目視できてうれしいですぅ。ありがとうございます。

山頂からの眺望はありません。ここまでほとんど眺望はありません。そこは藪山です。

#加瀬木山

山頂の岩の上の不安定とも思われる所に「三等三角点:床沢」が設置されてます。

さらに少しだけ尾根を西へたどってみます。山頂周辺の探検です。三角点の所がピークのようですねぇ。

それで下山ですが、、、登ってきたルートを引き返します。いわゆるピストンです。
ミックンの背後に巨岩が来るアングルでパチリ。
山頂の巨岩壁の大きさがわかります。
(^^)/

#重なり合う巨岩の壁

重なり合う巨岩の壁を上から撮影しました。登りの時のように右側(南側)からまきました。

どんどん下ります。マークはないですし、尾根が広い所、尾根のジャンクションに注意して、ルートを外さないように注意します。

#36番鉄塔

軽い藪を抜けると36番鉄塔に出ました。ここまで来れば終わったようなものです、、、

いえいえ、残りの車道歩きがマアマアきつい。
( ;∀;)

駅に戻り、クマ鈴を観光案内所さんに返却。デポジットの500円を返していただきました。

レア物の加瀬木山の情報、現場の様子をお伝えしてフィニッシュです。山登り半日コースとしてオススメできますねぇ。


ハイ。お疲れ山でした ^^) _旦~~

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