山行名 | 峠山(とうげやま、標高1415.7m)・中山道鳥居峠越えコース(藪原宿~奈良井宿)/峠山の眺望は「チラ見せ」( 一一)、中山道は「見どころ満載」!熊に注意! |
行動開始日 | 2025/8/3 |
期間(日) | 1 |
山行形態 | 山歩き |
地域 | 日本 |
都道府県・国 | 長野県 |
住所・山域 | 長野県木曽郡木祖村、中山道 |
天候 | 晴れ |
行程 | 【3日】
11:34 藪原駅・JR中央線
11:42 アンダーパスを通る
--- 藪原宿散策 ---
11:52 線路のガード下を通る
12:11/12:32 鳥居峠登口公衆トイレ
12:38 石畳道分岐
13:12/13:40 展望台
13:48/13:52 御嶽神社、御嶽山眺望所
14:04 鳥居峠方面と峠山方面の分岐、1.峠山方面へ
14:37 峠山
15:02 鳥居峠方面と峠山方面の分岐、2.鳥居峠方面へ
15:04 鳥居峠
15:09/15:29 峰の茶屋
15:52 中の茶屋、本沢自然探勝園(葬沢)
--- 奈良井宿散策 ---
17:04 奈良井駅・JR中央線 |
所要時間 | 5時間30分 |
参加者 | ミックン、IT/計2名 |
ルート ※画像を押すと拡大表示できます |  |
画像(大) ※画像を押すと拡大表示できます |  |
ポイント | #お楽しみポイント
・峠山(とうげやま、標高1415.7m)の登頂
・三等三角点:峠山の確認
・中山道、藪原宿、奈良井宿の散策
#基点(駅)
・S(スタート): JR中央線・藪原駅
・G(ゴール): JR中央線・奈良井駅 |
コメント | 長野県木曽郡木祖村に位置する、峠山に登りました。
峠山は標高1415.7m、山頂には三等三角点:峠山が設置されています。
峠山一帯は、中央分水嶺の一つとして知られています。中央分水嶺とは、日本列島のほぼ中央を南北に貫き、全長数千kmにも及ぶ水の分かれ目となる山々の連なりのことです。峠山の西側斜面に降った雨は、木曽川水系に入り太平洋へと流れ、一方、東側斜面に降った雨は、信濃川水系(奈良井川、犀川)へと流れ日本海へ注ぎます。
奈良井宿は、中山道六十九次のうち江戸から34番目の宿場町です。中山道の中でも特に規模が大きく、かつては「奈良井千軒」と称され、鳥居峠を控えた難所の宿場町として栄えました。現在は江戸時代後期から明治時代にかけての風格ある町家が約1kmにわたって連なり、当時の建築様式を伝える建物が多く残されています。昭和53年(1978年)には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、住民と行政が一体となった保存活動により、往時の宿場町の面影が良好に維持されています。
藪原宿は、中山道六十九次のうち江戸から35番目の宿場町です。中山道最大の難所の一つである鳥居峠を越えたところに開かれました。藪原宿は、寛文2年(1662年)から明治17年(1884年)の約200年の間に6回もの大火を経験しました。特に元禄8年(1695年)には宿場のほとんどの建物が焼失する大火が発生したという記録が残っています。現在の藪原宿の街並みは、度重なる火災によって古い町並みはほとんど失われ、火災後に再建された建物が主となっています。
今回は、藪原駅を基点に奈良井駅へ縦走、藪原宿、峠山山頂、鳥居峠、峰の茶屋、奈良井宿、などを巡りました。 |
↓ | 「チラ見せ」の峠山と中山道散策へしゅっぱぁ~っ進行
('◇')ゞ |
写真 |  | #藪原駅・JR中央線
特急電車を使うことが多いですが、今回は経費節減で普通に乗ってここまできました。
駅の出口は線路の東側です。駅前にはトイレがあります。
最初の目的地は、峠山です。 |
 | 駅前の通りを北へ歩き出します。 |
 | #アンダーパスを通る
藪原宿はJR中央線の線路の西側にありますので、線路を渡らなければならないのですが、、、
アンダーパスがありました。
(^^)/ |
 | 西側へ出ると、藪原宿です。
写真では宿場町っぽく撮影してありますが、昔の面影はほとんど残っていません。 |
 | 防火高塀跡です。
藪原宿には、他に高札場跡や本陣跡などの見どころがあります。が、跡です。 |
 | #線路のガード下を通る
我々はココを右折して宿場を出ます。直進しても問題ないと思います。本陣跡があるようなので、中山道マニアの人は見学するのも良さそうです。「跡」ですけどね。
('ω')ノ
再度、JR中央線の線路をガードで越えます。 |
 | |
 | #原町清水
峠を越える旅人が喉をうるおした水で、今も飲み水として使用されています。
冷たいです。 |
 | #飛騨街道追分(分岐点)
先ほどのガード下を通らず直進した場合、ここに出て合流するようです。
案内によると、この場所には十王堂 (薬師堂)があって、奈川を経て野麦峠・飛騨高山へ通ずる飛騨街 道(奈川道)の追分だったとのこと。左手の細い道が旧奈川道で、小木曽地域を抜けると美濃と信濃との国境であったことから境峠といわれるようになった峠がある。映画「あゝ野麦峠」こ登場する街道で、岡谷の製糸工場で働く飛騨の女工さん達が往来した道です。
うーん。
今日はミックンの調子悪いらしい、、、
「あゝ鳥居峠」にならないか心配ですなぁ❓ |
 | #木祖村天然記念物「天降社のオオモミジ」 |
 | 砂防工事が行われていて、迂回路が指定されています。
本来のコースは直進ですが、今日は左折します。 |
 | #鳥居峠登口公衆トイレ
キレイなトイレがありました。
休憩を取りました。ちょと臭うけど、、、❓ |
 | 大きな道路を渡り、迂回路(林道)を登ります。 |
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 | #石畳道分岐
ここからが鳥居峠越えの本番、難所。
林道を離れ石畳道方面へ入ります。 |
 | 中山道の石畳道。
去年歩いた「琵琶峠」の石畳道が思い出されますねぇ。 |
 | #林道に出る
石畳道分岐の所でいったん離れた林道に出ます。
熊除けの鐘がありましたので、鳴らしていきます。
(^_-) |
 | 森林測候所跡(休憩所)への分岐。パスして直進します。 |
 | 次の分岐もパスして進むと、、、
展望台への分岐あります。展望台に寄って休憩していきましょう。 |
 | #展望台 |
 | #展望台
ドレドレ!藪原駅は見えるかなぁ? |
 | #分岐、義仲硯水、御手洗水鉢
さらに登っていくと!また分岐。広場になっています。 |
 | #分岐、義仲硯水、御手洗水鉢
義仲硯水です。木曽義仲が平家討伐の旗挙げをし北国へ攻め上がるとき、鳥居峠で戦勝祈願の願書をしたためましたた。御嶽山へ奉納したときの硯水と伝わります。
ここには、御手洗水鉢(峠山の湧水) などもあります。 |
 | #御嶽神社、御嶽山眺望所
神社の前は、またまた広場になっています。 |
 | #御嶽神社、御嶽山眺望所
御嶽神社には御嶽山の眺望所がありますので、寄ってお参りしていきます。 |
 | #御嶽神社
御嶽山の眺望所からは、、、御嶽山は!?
ハイ!見えません。今日は!
先に進みましょう! |
 | #子産みの栃、鳥居峠のトチノキ群
木の空洞に捨て子があり、子宝に恵まれない村人が育てて幸せになったとの言い伝えが残る栃の木です。
この辺りは、木祖村天然記念物に指定され「鳥居峠のトチノキ群」と呼ばれています。たくさん巨大な栃の木があり驚きです。 |
 | #林道に出る、鳥居峠&峠山方面分岐
林道に出ます。ここを鋭角に右折して舗装された林道を進むとと峠山、ここを鋭角に右折してすぐの分岐を左折して小道(鳥居峠方面と峠山方面の分岐)へ入ると鳥居峠方面です。
峠山を往復した後、鳥居峠へ向かいます。 |
 | #鳥居峠方面と峠山方面の分岐、1.峠山方面へ
すぐに舗装路から未舗装路になります。 |
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 | #峠山方面分岐
左折します。直進すると、、、どこ行くのかな?
(@_@) |
 | 道が怪しくなってきます。 |
 | 電波関連の施設がたくさんあります。 |
 | #峠山山頂直下の分岐
いったん下って登り返すと、峠山山頂直下の分岐があります。右折して山頂に向かいます。 |
 | またまた何かの施設があり、アンテナの奥に少しだけ周辺の山がチラリと見えました。
えーっと、いま流行りの、、、
「チラ見せ」
( ^)o(^ )
でしょうか? |
 | 高い方へ高い方へと向かいますと、、、山頂。山頂部にも施設が!!
(*'ω'*) |
 | #峠山
三角点は施設北側の藪の中にありました!
ヒュー!
(-。-)y-゜゜゜
次の目的地は、鳥居峠です。
先ほど右折したところを先に進み林道終点(山頂の北側)を確認(往復)してから往路を戻りました。
北側から回り込んでも山頂に行けそうです。ハイ。 |
 | ちょっとした展望地。
ここも「チラ見せ」(爆) |
 | #鳥居峠方面と峠山方面分岐、2.鳥居峠方面へ
今度は、右折して鳥居峠へ向かいます。 |
 | #明治天皇駐蹕所碑
明治13年、明治天皇がこの地を巡幸されたことを記念して建設されました。碑の裏面には大正2年に木祖村村長であった横澤雄次郎氏が建立したと記されています。 |
 | #鳥居峠
鳥居峠は単に碑が設置されているだけです。
次の目的地は、奈良井宿です。 |
 | #峰の茶屋、林道に出る、分岐
林道に出たところが峰の茶屋。新し目の避難小屋が建てられてます。
水、トイレ、きれいな小屋、、、ココ泊ってもいいかも。 |
 | #峰の茶屋、林道に出る、分岐
涼しい!たっぷり休憩してから下山しましょう。 |
 | #分岐
ここも熊除け鐘が設置されています。鳴らしていきますよ!!楽しい❤
この分岐は右折して下っていきます。 |
 | #一里塚跡 |
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 | #中の茶屋、本沢自然探勝園(葬沢) |
 | #中の茶屋、本沢自然探勝園(葬沢)
天正10年(1582)2月、木曽義昌が武田勝頼の2000余りの兵を迎撃し、大勝利をおさめた鳥居峠の古戦場です。
この時、武田方の500名余りの戦死者でこの谷が埋もれたといわれ、戦死者を葬った場「葬沢(ほうむりさわ)」と呼ばれています。
木曽義昌は武田信玄の娘婿で武田の重臣だったのに、信玄が亡くなり武田家が衰退すると織田方に寝返った人なんですよね。
アレだねぇ、、、 |
 | #展望台分岐
右へ行くと展望台。案内板が朽ちていて明確な案内がありませんでした。ということで展望台はパスしました。 |
 | #林道分岐
林道に出て左折します。 |
 | #奈良井宿眺望ポイント方面分岐
舗装された林道を下っていきますと、奈良井宿眺望ポイント方面への分岐があります。
モチロン寄ります。 |
 | #奈良井宿眺望ポイント
(^^)/
外国人さんも一緒に景色を楽しみました。
中山道の一部は「サムライロード」と呼ばれ、外国人さんに大人気のようですよ。 |
 | 林道(車道)を下っていくと、左側に階段があり小道(残った中山道の一部でしょうか?)に誘導されます。 |
 | 小道を下り切るとまた車道に出ます!ショートカットでした。 |
 | #鎮神社
お参りしました。立派な神社です。
12世紀に鳥居峠に建立されたものを天正年間にこの地に移築しました。 |
 | #奈良井宿 |
 | #奈良井宿
奈良井宿は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、江戸時代の宿場町の面影が色濃く残っています。約1kmにわたる日本一長い宿場町として知られています。
我々のゴールのJR中央線奈良井駅は、宿場の外れにあります。ゆっくり奈良井宿を見学しながら駅まで歩きまぁ~す。
ハイ。お疲れ山でした ^^) _旦~~ |