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登山レポート:唐子山(からこやま)[2等点名:奥麻生村 …・福井県・山歩き

山行名唐子山(からこやま)[2等点名:奥麻生村(おくあそむら)]662.0m: (福井県敦賀市) 敦賀山友クラブ発行「敦賀の山々」の山
行動開始日2025/10/19
期間(日)1
山行形態山歩き
地域日本
都道府県・国福井県
住所・山域福井県敦賀市奥麻生(伊吹山地)
地図2万5000分の1 :中河内(なかのこうち)
天候高曇り
行程07:05 ~名神~北陸道木之本IC~塩津街道~麻生口から刀根~
09:00/09:20 舗装林道駐車地
09:55 122号鉄塔主尾根合流
10:50 124号鉄塔
11:15 127号鉄塔
11:30 唐子山山頂
11:50/12:50 128号鉄塔
13:15 127号鉄塔
14:10/14:30 122号鉄塔
15:15 駐車地
(*行動時間は、手術後、体幹、脚力とも極端に衰え、一般の人には、全然、参考になりません。)
参加者少々
ルート
※画像を押すと拡大表示できます
コメント・参考書の二等三角点があるに惹かれて行って来ました。林道の小橋を渡った先、広い路肩部に駐車しました。戻って小橋を渡ると赤テープのある巡視路入口、火の用心の巡視路標識はありませんでした。写真のように荒れた、いやらしそうな入口から崖につけられた道を辿ります。具体的に例を挙げると、上りは、しっかり両足を足場に置けるので、ダブルストックでも構いません。下りは、1本ザックに仕舞い、バランスをとる感覚で歩いた方が良いです。2本あると体幹が不安定になります。122号鉄塔の主尾根に合流すると後は、ハイキングでも良いです。127号鉄塔から山頂へは、ちょっと分かりにくい所もありますが、大した事ないです。
・始めは、127号鉄塔手前から南東の尾根で、地形図の破線道に下るか余呉トレイルの縦走路に合流しようと思ってましたが、思いがけず展望良く、往復にしました(予定路の入口は見たところ、植林で行けそうでした。県境の余呉トレイルの山々を見ると全山スギの植林です)。上がってきた尾根は、思うに、送電線鉄塔の再整備が行われたのか随所に切り開き地があり、二次遷移中の低木・灌木林が多いです。山頂は、スギ林。参考書には、背丈以上のクマザサとスギの幼木とありますが、中木くらいに成長してササはありません。同じく展望なし。 
・鉄塔との鞍部付近に戻ると、南側伐採されていて見晴らし良さそうなので、右へ回り込むと巡視路と合流します。巡視路の高みから眺めると非常に歩きやすそうな道が下り、スギ木立に入った先、128号鉄塔が見える(参考書には、奥麻生コースとして紹介されています。こちらはスギ植林のようです)。往復にしたので、そこまで行くことにしました。木立を出たら、こちらも切り開きで展望がいい。三方ヶ岳(さんぽうがたけ)の尾根は、唐子山より低いので、これくらい下るとはっきりする。高島トレイルの起点の山々も認識できる。曇りなのではっきりしないが、琵琶湖も少し見える気がする。戻りの巡視路高みでは、行きには見えなかった琵琶湖が大きく見えます。
・敦賀方面には結構、出掛けていますが、念頭に置きつつ、いつも忘れる疋壇(ひきだ)城跡に、雪辱に行くことにしました。城跡の説明板から左に行くと天主台登り口の標識がありました。激ヤブは写真の通りです。
・余談:トランプ関税は、全くの素人の発想ですが、自分も素人ですからよく分かります。これは、これから書きたい学術会議についてとは、全く関係のないように思えますが、所謂、近代経済学の専門用語を隠れ蓑として「人の行動」を操ろうとする擬似科学の僭越さと対比すると、自ずから役割が課せられてくると思います。
 学術会議について、報道されている頃には、思う所あっても、「日本学術会議法」を通覧してないので、発言権がないと思っていました。自分の持っている有斐閣の六法全書平成10年版で目次を追っても有りませんでした。そこでネットで、しばらく前、読みました。前者によって、案外、この法律は無数にある法律の有象無象の一つかなとの印象ですが、後者の最初の感想は、実際、この会議は、砂状の楼閣に立っていたのだな、ということです。それまでの体感では、戦後の平和憲法の直接、下位に位置する、学問の自由を保障する機関と思ってました。つまり、憲法に準ずる法律と言う体系です(実際において憲法の精神を法律化した立法が蔑ろにされるようになったのは、教育基本法の変改からだと思いますが)。
 行政機関であれば、不遜である、と言うことになりますが、元々の主旨に沿うように法改正なり、立法が必要になると思われます。会議構成自体は、一定の業績を挙げた専門家で、名誉職的なもので良いと思います。必要な資質は、各分野で、学理(社会科学)、道理(人文科学)、究理(自然科学)を追求していて、それが体質化されていることだと思います。利害関係を離れて、学問の方法で物を見ると言うことです。ですから、憲法の下位に位置すると言うことは、少なくとも日本国憲法では、国民の代表者は国会であり、国権の最高位ですから、任命も、国会の議長、まあ、参議院の議長で良いと思います。現在、政治家は、素人政治家ですが、自分は必ずしも悪いとは思いません。国会の調査権を大幅に強化し、学術会議に提言を依頼するなりで、会議が、官僚機構からデータの提出及び調査依頼、また関係者の証言を得る権利などを代理することです。余談ですが、今、国会の証人喚問など見ていると議員に弁護士など専門家の助言補佐人を付けるべきと思います。以前、朝日新聞の記事で原発事故の調査報告の基になったデータが、非公開と出ていましたが(注)、なぜ、電力会社は、原子力発電所の設置に対し自治体に莫大な補助金が出せるのか? その利益構造など、一般庶民が疑問に抱く事を明らかにすべきと思います。国民の代表が疑問を抱き、専門家が調査すると言う分担です。秘密主義とモラルの腐朽が今の社会にもたらしている害毒を認識すべきです。故に例えば、トランプ関税に関連して、貿易商社の利潤率、運送費の適正、引いては、会社における必要経費労働費と利益率の割合がどうなっているか、国会議員の提言による調査権(これには、官僚の調査力が必携ですし、また経営者に対する聞き取り、情報の提出を要求する権力が必要です)。あるいは、現在の物価高は、歴代某党の政策結果でしょうが、インフレ5%アップの成果とは言わず、物価高という。NHKには、検証番組があるようですが、新聞にはないようです。人材不足と解釈しますが、マスコミから直接、依頼するのは、問題あるので、国会議員を通じて検証依頼しても良いのではないかと思います。
注:2024/9/10 朝日新聞 朝刊「オピニオン」欄 「原発事故後 変わらぬ日本」
URL疋壇城跡:ヤマニア:2024/9/17三足富士(みあしふじ)https://yamania.net/ourreports/2024ourreports/202409miasihuji/202409miasihuji.html#gsc.tab=0
一番新しいと思われる奥麻生から唐子山コースの記録はYAMAP参照https://yamap.com/activities/40000666
参考書「敦賀の山々 ーハイキングコースガイドブックー 」田中完一/編集 敦賀山友クラブ発行 2008.10
入浴あねがわ温泉
写真駐車地から小橋方向
林道の巡視路入口
標高340m沢沿い左山
122号鉄塔から妙理山(みょうりやま)
標高430m大黒山(だいこくやま)方面
標高590mの樹相
126号鉄塔から、左、妙理山。右奥は、七々頭ヶ岳(ななずがたけ)と思う。
唐子山三角点
同山名板
128号鉄塔から手前、三方ヶ岳稜線と奥、高島トレイル起点の山
巡視路の高みから琵琶湖
126号鉄塔から妙理山
標高610m、切り開きの樹相
おまけ:敗退した疋壇城跡の激ヤブ。城については知りませんが、三の曲輪ぐらいになるか。中央空間は神社で石垣を越えます。

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